最近、また USJが騒がしくなっている。 賞味期限がとっくに過ぎた食材を、園内のレストランで調理・販売していたとか。（ソース） USJの対応を見ると、我々の調査に対するそれとダブって見えて仕方がない。 
調査員は、何となく、先日の USJ総務課とのやり取りを思い出していた。
....法的な責任は、どう解釈しても無いのだろう。 これが "法律の抜け穴" というものかも知れない。 が、今はとにかく「USJの水」である。 ネット上で囁かれる "噂" を追いかけた、一連の取材も終わりに近づいた。 産廃処理場跡地に建てられたこの USJの水に、有害物質は含まれているのか...。 実際に水を採取した上で分析し、その結果をもってこの取材を締めくくりたいと思う。 早速 USJに向かい、水の採取に取りかかった。 そして我々が実際に水を採取した場所は以下の5箇所。
・アトラクション『ハリウッドマジック』の水 ・『ジョーズ』の近く、機材整備用ドック付近の水 ・『ウォーターワールド』 の水 ・『ジュラシックパーク・ザ・ライド』の水 
当初、『ジョーズ』のアトラクションに使用されている水そのものを採取する予定だったが、ここでUSJ側とちょっとしたトラブルとなった。 「ここの水はアトラクション用の水です。差し上げることはできません」 と断られてしまったのだ。仕方なくアトラクションの裏手、機材整備用ドック付近から採取した。 『ウォーターワールド』でも採水を断られてしまったが、ここでは粘りに粘り、そこの責任者らしい方に代わりに汲んでもらう事で採取することができた。 しかし、ペットボトル1本分の水を、どうして分けてくれないのか...。 
全ての採水が終わる頃、水の採取を担当している調査員が、しきりに右手を気にし始めた。 「さっき『ジョーズ』（の近く）の水を汲んだときから、何だか、手がヒリヒリするんです。」 ....有害物質？ いや、そんなにすぐに痛みが出てくるはずはないだろう。 やはり、『ジョーズ』での機材整備用ドックの水がまずかったのか。 
こうして今、噂の水は我々の手元にある。 その分析結果を次回、ご報告したいと思う。 →（次回へ）
( 探偵ファイル )
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