●更新日 02/05●







バードカフェ系列店「うる虎」に地鶏の偽装表示発覚





外食文化研究所のバードカフェが販売したおせちの産地偽装について、マスコミが一斉に報道した。 (関連記事 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11)

しかし、おせちの問題は氷山の一角だ。
系列店「博多もつ鍋・薩摩鶏 うる虎」横浜店でも、
食材の偽装が発覚した。


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同店では、「ぐるなび」や「ホットペッパー」に情報を掲載している。
メニューを見ると、「薩摩知覧地鶏」という表現がある。

しかし、この店で扱っている肉は「薩摩知覧鶏」
これは、地鶏ではない。
明白な偽装行為である。

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さらに、ホットペッパーでは店名を、「博多もつ鍋・薩摩鶏うる虎」から「博多もつ鍋・知覧鶏 うる虎」に、こっそり変更していた。

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そして、ぐるなびとホットペッパーから、「薩摩知覧地鶏」の表記が消えた。

なんと卑劣な行為だろう。

この点について、外食文化研究所から消費者には一切の説明がない。
バードカフェの産地偽装問題が大きくなる中、営業を続ける他店舗への影響を最小限に抑えようとして、このような行為に及んだのだろうか。

横浜には、「炭火焼・水炊き うる虎」という別の系列店もある。ぐるなびでは、この店のページに、こんなことが書いてある。

「地鶏とは、国内産に限定し、両親または片親が在来種(コーチンや比内鶏など約四〇種)、つまり日本種の血統が五〇%以上入っているものです」。

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この定義を読んで、驚かずにはいられない。
詳細はリンク先を参照して頂きたいが、系列店で扱っているはずの「薩摩知覧地鶏」なるものが存在し得ないことを、外食文化研究所が自ら認めているからだ。
「薩摩知覧地鶏」は偽装であると知りながら、平然と営業していたというわけだ。

当サイトでは、薩摩知覧鶏を扱う専門業者に話を聞いた。
その結果、うる虎の偽装表示が極めて悪質であることが確定。

この企業による偽装が日常的な行為だったことは、今や誰の目にも明らかになった。

外食文化研究所は、存続することを
許されてはならない「悪」だ。




高橋




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