●更新日 01/27●







バードカフェ産地偽装問題をグルーポンに取材!





外食文化研究所のバードカフェが製造したおせちの産地偽装問題に関して、グルーポン・ジャパンへの取材結果をお伝えする。

グルーポンが新たに公表した、「使用した一部の食材が事前の契約及び説明と異なる内容である」という一文は、何を意味するのか。広報担当者によると、「こちらの情報もバードカフェ様の方からご提示頂いたものでして、弊社の方では詳しい内容はお答えしかねる」という。

バードカフェ産地偽装問題をグルーポンに取材!

したがって、どの食材が該当するのかという点は、回答できないとのこと。とはいえ、グルーポンが把握した情報は、外食文化研究所の公式見解のはず。
そのことを尋ねたところ、今回公表した情報はプレスリリースではなく、ユーザーに向けて、同社で確認を取れたことの告知であるという。

ただし、把握している事柄については、消費者庁等による調査にも協力しているそうだ。
ちなみに、同社でも、外食文化研究所になかなか連絡がとれないらしい。そのため、事実確認が思うように進まなかったとのこと。

グルーポンでは今後、運営の在り方を全面的に見直す方針だ。

それに関して、2011年1月26日、朝日新聞は「グルーポン、審査を外部に おせち問題受け業界厳格化」という記事を配信した。その中に、以下の記述がある。

「業界最大手のグルーポンを運営するグルーポン・ジャパンは、サイトに載せる業者やクーポン内容の審査の一部を、消費生活団体など外部の組織に委ねることを明らかにした」。

バードカフェ産地偽装問題をグルーポンに取材!


なんと、これは事実に反するというのだ。

外部への委託案は、確かにある。しかし、詳細は検討中であり、何も決まっていないそうだ。
「なぜ、あのような記事が出てしまったのかということは、弊社としても驚いている」と、困惑している様子だった。

しかし、最大の被害者は、「残飯に等しい」とまで言われたおせちを購入してしまった人々であることを、忘れてはならない。

産地偽装が明白となった今、
外食文化研究所への信頼は、根本から崩れ去った。



高橋




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