●更新日 11/19●


覚せい剤はやめられない〜3児の父・・・東京地裁


覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されていた、被告人男性(33)の公判が東京地裁で行われました。
被告人は今回で2度目の逮捕。20歳から覚せい剤の使用歴がある常習者です。
3児の父である被告人は、一度目の逮捕時に覚せい剤と不倫が発覚しました。女とホテルで覚せい剤を使用していたのです。その件の執行猶予中に今回の逮捕となり、妻とは離婚をしました。

しかし元妻は情状証人として、証言台に立ち、
あきれています… でも今後も支えていきたい…と泣きながら語りました。
その言葉を聞き、被告人も涙を流しました。

そして被告人へ、弁護人からの質問。
弁護人  前回も携帯のネットで覚せい剤を購入したよね…元妻からも携帯チェックをされてたんでしょ?
被告人  家に帰る前に消してました。妻には申し訳ないと思ってます。

続いて検察官からの質問。
検察官  今回押収した注射器は19本だけど、供述では4本と言ったよね?
被告人  はい、4本です。15本は前回逮捕された時の物です。
検察官  前回になぜそれを言わなかった?
被告人  言ったけど… 押収されたと思ってました。
検察官  またやろうと思ってたんでしょ?
被告人  違います。
検察官  なぜ、また覚せい剤をやったの?
被告人  生活がうまくいかなくて…

もう二度とやりませんとしきりに言う被告人でしたが、最後の裁判官からの質問で…
裁判官  刑務所に入って悪い仲間ができたら、その人達の影響を受けない自信がありますか?
被告人  それは自信ありません。
この答えには、傍聴した数人から笑い声が出ました。
裁判官  ある意味正直ですけど…自信を持ってもらわないと困りますよ。
被告人  はい。



被告人は執行猶予中の逮捕という事で、これから長い刑務所生活となります。しかし元妻は、被告人の刑期を待ち、彼が真面目に仕事を始めたら再婚するそうです。
しかし彼は、覚せい剤をやめることができるのでしょうか…



ガル探偵学校スタッフ



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