●更新日 08/07●


福岡市でまた硫化水素自殺


最近、何かとニュースの話題となる硫化水素自殺だが、またもや福岡市で発生した。

30日の午後0時頃、福岡市大名1丁目にある「プラザホテルプルミエ」の客室から
異臭がした為、従業員が調べたところ、浴室で20歳の男性が倒れていた。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。

写真 現場となった「プラザホテルプルミエ」

現場となった室内からは硫化水素ガスが発生しており、自殺を図ったものと思われる。
二次被害を防ぐ為に、ホテルの従業員17名と宿泊客、1階にあるカフェの利用客約40名が
避難したが、自殺した男性以外に怪我人はいなかった。

通報後間もなく現場周辺にパトカー5台、救急車が1台が駆け付けた様子であり、
近くにある店舗の従業員はサイレンの音に気がつき、店を飛び出した。
しかし周辺の警察官に何があったのか聞いても、頑なに口を閉ざしていた。
「こっちが聞きたいくらいだよ。」と苦笑いで我々の問いに答えた。
ホテルの従業員にも声を掛けたが、「警察の指示なので・・・」と誰一人口を開くものはいない。

この硫化水素による自殺、2007年では27件であったのに対し、2008年は1月から5月の間だけで489件も発生している。
これは主にインターネット上等で「楽に死ねる」「綺麗に死ねる」という噂が広がったからであろうか・・・。実際には頭痛や嘔吐、体の変色、呼吸器への傷害等が確認されているというのに止む気配が一向に感じられない。

そもそも自殺するのに、綺麗に死ぬ必要性がどこにあるのかが不思議でならないが・・・。



女探偵マイ



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