●更新日 11/22●
時をかけるQ太郎 ミステリレビュー
「時をかける少女」といえば、テレポーテーションとタイム・リープと呼ばれる能力を得た主人公を描いた筒井康隆のSF青春小説。
かつては原田知世が主人公を演じ・・・
かわいい♪
つい先日、アニメーションでもリメイクされた人気作品ですが、
パンツが見えないミラクルな構図。
時をかけるのがかわいい女の子じゃなくて
キュータロー
なミステリ小説があるのです。
キュッ☆
それが西澤保彦・作「七回死んだ男」講談社
タイトル通り、同じ男が七回死ぬお話。
うそじゃないもん!!本当だもん!!
簡単なあらすじ
高校生「大庭久太郎」通称オバQには特異体質がある。「時間の反復落とし穴」にはまり込むと、同じ日を9回繰り返すしてしまうのだ。
そんな中、自分の祖父が死体で発見された日に「反復落とし穴」にはまってしまった!
祖父は何度蘇っても死んでしまう。久太郎は9日後までに犯人を突き止め、祖父を救うことができるのか!?
「推理小説ってとっつきにくい」
「人が死ぬようなグロい話は好きじゃない」
「密室とかってリアリティがなさすぎる」
なんて思っている皆様、この「七回死んだ男」ならそんな心配はご無用です!
言うなれば、これはコミカルユーモアサスペンスSF本格推理小説!
一緒に時をかけて、おじいちゃんを救いましょう!!
女探偵ノゾミ
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