●更新日 08/22●


ゴム人間空前のヒット


ゴム人間が東京スポーツの一面を飾った日、筆者のブログにはアクセスが殺到した。また、東京スポーツへの問い合わせも殺到し、M記者と筆者はしてやったりといった心境であった。このゴム人間情報に関しては、芸能界、オカルト界共に激しい反応があり、芸能界では、和田アキコ、杉田かおるなどが、
「ゴム人間っていったいなんだ?」
と敏感に反応、伊集院光に至っては、(的場浩司と石坂浩二が目撃した事件を受け)
「ゴム人間は、こうじという名前の人しか見ないのか?」
と、ゴム人間の設定を後付けする始末。更に、大槻ケンヂは
「ゴム人間の東京スポーツの報道に、ケムール人のようであったという記述があるが、あれは目撃者の一人である石坂浩二が『ウルトラQ』に出ていたという事実とリンクするではないか」
とコメントした。これはなかなか鋭い指摘である。指摘どおり、(ケムール人)という表現は、円谷プロの一連の作品に関わった石坂浩二へ向けた筆者のリスペクトが含まれている。ゴム人間=石坂浩二=ケムール人という筆者・山口敏太郎の敬意を込めたジョークは、膨大な東スポ読者の中でも、大槻ケンヂにしか伝わらなかったのだ。なんとまぁ、個人的なキャッチボールであろうか。後に、関西テレビの「未確認思考物隊」で共演した際、二人でこの話題に触れ、大笑いした記憶がある。

また、同時に各地からゴム人間の情報も続々と集まってきた。ゴム人間が兵庫の民家に近づき、窓から屋内を覗いていたとか、和歌山県の妖怪絵師・sel女史が聞いた情報によると、彼女の個展に来た中年の女性がゴム人間の現住所に関して、こんなコメントを発したという。
「ゴム人間は大阪にいるの、だから私も大阪に引越するの」

果たして、ゴム人間は関西にいるのだろうか。確かに、あの(ぐにゅぐにゅ)した動きは、全盛期の間寛平を彷彿させる。

2008年、ゴム人間騒動も沈静化してきたとき、新たな衝撃が発生する。それが
「疋田紗也・ゴム人間遭遇事件」
である。

写真

この事件に対しては
「彼女が、ゴム人間騒動に乗っかろうとしたのではないか?」
という指摘があるが、大きな間違いである。彼女は2007年春の時点で
「緑色の怪人と神社で遭遇した」
と証言しており、緑の肌色という事は宇宙人ではないだろうかと推理しているのだ。つまり、疋田紗也の頭の中には、緑色の人=宇宙人という図式はあったのだが、緑色の人=ゴム人間という概念はなかったのだ。
あれは、2008年3月、(株)山口敏太郎タートルカンパニーの管理部・営業部において、疋田紗也の不思議体験話という内外タイムズ掲載用の取材インタビューを行っていた。

写真

彼女の遭遇した超常体験を次から次に聞いていき、二週にわたって掲載する予定だったのだが、この時、緑色の人を見たという彼女の体験談が飛び出した。内外タイムズのカメラマンや、筆者のスタッフは色めき立った。
「山口先生、この話ってゴム人間じゃないですか」

写真

周囲の指摘どおり、一致する点が多い。筆者も愕然とした。緑色の人間というキャラ、目撃場所は神社(後の取材で神仏が併合された寺だと判明した)という聖地であることも、明治神宮の目撃ケースとリンクする。
「紗也ちゃん、それはひょっとするとゴム人間かもしれないよ」
「ええっ、なんですかそれ」
この顛末は、内外タイムスの一面を飾り、再びゴム人間騒動が拡大していった。



山口敏太郎



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

前の記事
今月のインデックス
次の記事