●更新日 11/05●


HEROESクレア役の女優がイルカ漁に海上で猛抗議!


アメリカ人気ドラマ「HEROES」のクレア役のヘイデン・パネッティーアや、ロジー賞受賞のイザベル・ルーカスなど有名人が先日多数来日し、捕鯨やイルカ漁に反対し海上で抗議運動を行った。日本ではそのニュースはあまり大々的には報道されてないようだが、主に海外で報じられたその様子がネット上では話題になっている。


ロジー賞受賞者のオーストラリア人若手女優イザベル・ルーカスさんが、 有名人が参加し注目を集めている日本での反捕鯨活動に参加した。 テレビドラマ「ホーム&アウェイ」に出演していたルーカスさんは、他の有名人やプロのサーファーらが参加する反捕鯨活動に参加し、日本の海岸沿いの漁村、 太地の沖合いでサーフボードにのって海面に円を作り、地元の漁師の捕鯨活動に対しての抗議活動を行った。 ここ数日間にわたり日の出前に行われたこの抗議活動は地元の漁師らと激しい衝突となり、オーストラリアで報道された撮影ビデオの中でルーカスさんは、「漁師たちは船のエンジンを何度もふかして私たちの方へ向かってきた」と状況を語った。 (同抗議活動に参加しているオーストラリア人プロサーファーのデイブ・ラストビックさんによれば、 日本の漁師は毎年2万5千頭以上のクジラやイルカを網をつかって捕獲し、殺しているという。「漁師たちは必死にこの残忍な行動を隠そうとしてきたが、我々はこの歪曲された事実に世界の注目を集める機会を得ることができた」と、ラストビックさんは声明文の中で語った。(AAP)
10月31日オーストラリアニュース


日本語でのニュースソースが上記の他にあまりないのだが、海外では、主に「HEROES」で不死身のチアリーダーであるクレア・ベネット役を演じるヘイデン・パネッティーアを中心にして大々的に報じられているようだ。


海外人気ドラマ「HEROES」現在CSで放映中

英テレグラフで報じられた内容が、有志によって翻訳されてアップされている。

ヘイデン・パネッティーアは、オーストラリアと合衆国からやってきた活動家たちと共にイルカの群れが入江に追い込まれて捕殺されるのを阻止しようと、サーフボードで漕ぎ出た。パネッティーア(18)は米ドラマ「ヒーローズ」で不思議なパワーを持った高校のチアリーダー、クレア・ベネット役で主演している人気女優だ。 デモ参加者たちは長い棒で彼らを水中で押しのけようとする漁師たちとぶつかり合ったが、結局は、やむなく海岸に引き上げるしかなかった。パネッティーアは海から上がって泣き崩れた。衝突の起こった場所は東京から西方280マイルにある歴史的な捕鯨の町、太地町の沖合いだ。反捕鯨運動をしているEIAによれば1シーズンで2万頭にも上るイルカが捕殺されていると言う。捕鯨は環境を壊すだけでなく、イルカの肉は水銀などの有毒化学物質で汚染されていて人間が食するには適していないという科学者たちの警告にも拘わらず、今も続いているのだ。
クジラの捕獲が禁止されて以降、日本人はイルカに関心を向けた。世界から非難されているのに彼らは捕り続けているのだとEIAは言う。 捕鯨は「科学的目的」だと日本人は主張している。「殺される理由も、捕えられる理由もありません。イルカとクジラは多分この地球上で最も心優しい動物の1種です」と、パネッティーア。
EIAのクレア・ペリー氏は、「日本の人たちは水銀やPCBなどの有毒物質で汚染されたイルカの肉を、知らず知らずに買って食べています。日本政府はイルカの肉食を禁止すべきです」と言う。逮捕を恐れて、彼らはこの後車で大阪空港に直行して日本を離れた。

TELEGRAPH

抗議の様子の動画や写真も多数アップされているようだ。


波をちゃぷちゃぷかきわけて


動画では泣いているが、とびきりの笑顔も見せるパネッティーア


UFOでも呼ぶ気か



以下動画


ネット上では、おおむね
「賢いから食うなというのはおかしい」
「韓国の犬を食う文化が嫌だと思うようなもんかな」
「牛や豚と一緒だろ」
「イルカ・クジラ=賢い=白人、牛や豚=馬鹿=有色人種で人種差別が根本にある」
などといった意見が見られるようだが、基本的に「他の国の食文化に文句をつけるな」といった意見が多くを占めているようだ。

お前らはどうなんだ、と言うことでオーストラリア人がカンガルーを殺す様子の動画などが貼られていたりする。




捕鯨やイルカ漁に関しては、さまざまな意見があることだろうが、読者の皆さんはどう考えるだろうか。



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