●更新日 06/16●


放射能商品販売 ⇒ 不当逮捕 ⇒ 敗訴・有罪判決


放射性商品の販売で逮捕された、元代表の裁判が終了した。

 ※元代表インタビュー  前編  後編

結果は敗訴

「明らかな不当逮捕」だったのに……再び、元代表を直撃。



トリチウム商品販売K-BROS元代表「小龍」氏


――裁判はどんな感じで進められた?
法廷は3回開かれ、おおよそ、罪状認否 ⇒ 最終弁論 ⇒ 判決、でした。



東京地方裁判所・立川支部


――敗訴の理由は?
文部科学省も「経済産業省も販売して問題なし」としている点は完全無視され、数値を知らないまま販売したとの断罪です。数値は知りませんでしたが、先の省庁が問題なしとし、ましてや世間にトリチウム製品がありふれているのに、再度数値を調べなかったのが悪いという判断。
この論理だと、毒入り冷凍餃子を輸入販売した人間が悪いって話になります。
製造元も問題なしと言っていたので、理解に苦しみます。





――裁判の勝算は?
弁護士さんは、8割くらい勝てる自信があったようです。
自分もがっかりしましたが、弁護士さんは相当ショックを受けてました。



――裁判の内容は?
検事の最終弁論は、かなり無茶苦茶でした……要約すると、

▼ 自白の強要はなかった
▼ 猫など動物ごときは心配に値しない
▼ 一緒に逮捕された相方の娘は17歳で心配に値しない
▼ 未必の故意、販売しなければならない強い意志があった

「罰金刑だから」とか言っていたのは何なんですかね?

警察の取り調べは録音も録画もしないので、やり放題。

特に猫や娘の心配の件は、人間として終わってるとしか……
17歳の娘を22日間も置いていくなんて、心配しない人は居ません。猫に関しても同様です。





裁判傍聴者は「検察と裁判官がグルなのがよくわかった」との感想。

裁判終了後、

検察官が裁判官に「ありがとうございます」と言った

……とのこと。

小龍氏は提訴し、今後も戦うという……


※小龍氏自身による体験漫画・書きおろし







経緯を最初から漫画化した作品が、こちらで読めます。



梅宮貴子



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