●更新日 05/24● 写真
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「約束の時間」!? 亀田またも疑惑の勝利


勝つには勝っているものの、消化不良の試合ばかりで流石に視聴者も食傷気味かもしれない亀田興毅選手。

前世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の亀田興毅(協栄)が23日、大阪市中央体育館でフライ級転向後2戦目となるノンタイトル10回戦を行い、東洋太平洋ライトフライ級2位のイルファン・オガー(インドネシア)を8回2分23秒のTKOで下した。(サンスポ


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「大阪凱旋!」をうたっていたが空席もかなり目立つ


今回の対戦相手のイルファン・オガー選手だが、そもそもフライ級の王座を狙っているといいながら一階級下の東洋太平洋ライトフライ級2位の選手と戦ってどうするのだという指摘が初っ端からなされている(おまけに世界ランクは150位以下だそうだ)。

試合内容も、

4回KOを予告するなど、高いモチベーションで臨んでいたことが攻撃を雑にさせたか。
試合開始から、ボディーブローや左ストレートを的確に当てて、序盤KOもあるか思われたが、中盤以降はローブローが目立った。 6回のダウンはロープに追いつめた相手を両腕で押し込むようにして倒したもので、気持ちのいいものではなかった。(前出のサンスポより)

と、スポーツ紙の記者の目にもかなり酷いものとして映ったようである。

ネットには

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噛み付き亀

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肘打ち亀

と、決定的瞬間(!?)の画像がアップされていたりする。
そして、なんといっても8RのTKO前。



U R L 
EMBED

8R 2:00、見事なフック(一説にはラビットパンチもしくはラリアートだったという説もある)が後頭部近辺に炸裂しダウンを奪う。その後実況アナが

「さあ、約束の時間かっ!?」と叫び、直後に亀田がラッシュ。相手が反撃しているにも関わらずレフェリーが試合を止めて亀田のTKO勝ちとなった。
「亀田があらかじめ約束していたKO勝利を収める時間か?」とかいう意味あいで言ったのであろうが、あまりのタイミングのよさ と不自然な試合終了に当然のように「『約束の時間』って、八百長であらかじめ決まってた試合終了の時間ってことか?」と突っ込まれる事態に……。

この不可解なレフェリーストップに、おなじみのガッツ石松氏はスポーツ報知にて、

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5月24日のスポーツ報知の紙面「ガッツの目」より

なぜ止めた 前戦から成長ない
レフェリーは何であそこで止めたんだろうね。回を重ねれば選手が疲れてくるのは当たり前。オガーはふらついてはいたが、決定的なダメージがあったわけではない。あそこで止めてしまっては何の意味もない。
・6回に取ったのはダウンというよりも押し出しだね。8回のフックでのダウンも力で押し倒したようなものだ。
と、辛辣な意見を述べている。

ちなみに、先日5月3日に行われた長谷川穂積、エドウィン・バレロ、名城信男のトリプル世界戦のキャッチコピーは「本物がここにいる」であったが、今回の試合を見て今更ながらにいいコピーだとしみじみと感じた方も多いのではなかろうか……。



Taka


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