●更新日 12/14●






今年の事件を振り返る 〜W不倫の果ての弁護士局部切断事件










今年8月、東京・港区の弁護士事務所で男性弁護士の局部を枝切バサミで切断したとして、元慶応大法科大学院生であり元ボクサーの小番一騎(25)容疑者が逮捕された事件。

小番容疑者

その発端となったのは小番容疑者の妻と、妻子ある男性弁護士の間の男女トラブルだといわれています。第2回公判では、小番容疑者の妻と男性弁護士がカラオケ店でセーラー服などのコスプレ姿で性行為していたことなど、不倫の生々しい様子が明らかになりました。


小番容疑者の人となりを周囲は「真面目で勉強熱心、人当たりもよく、奥さんと一緒に司法試験の勉強をしていた」と話しています。妻を寝取られ、コンプレックスと共に怒りが増幅したとはいえ、性器を切断するとは、なんとも思い切った発想だと未だに驚いています。

性器切断は傷害罪になるわけですが、弁護士によれば懲役3〜5年、慰謝料1000万円程度だそうです。ただ、生殖機能が失われたので、いくら再建手術があるとはいえ被害者(弁護士)の身体的・精神的苦痛は計り知れないものでしょう。

切断された局部の復元はかなり難しいらしく、腕など身体の他の皮膚を移植するのが一般的な方法のようですが、感覚を取り戻せる保証はないそうです。ちなみに、2009年9月にトルコにて同じ手口で男性が局部を切断された事件では、縫合手術が成功し、被害者の機能は回復したとされています。


今回の事件の1番の被害者は、間違いなく弁護士の妻と子供です。数々の不倫現場を見てきた探偵としては、

「恋愛にルールはある」

と、改めて言いたいです。それにしても今回の事件、これだけセンセーショナルに報じられたこともあり、不倫のこれ以上ない復讐方法としていい前例を作ってしまったような気がしてなりません。



ガルエージェンシー


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