●更新日 08/27●
JR福知山線脱線事故あれから9年 今、その現場は
2005年4月25日の午前9時18分頃、JR福知山線の塚口駅〜尼崎駅間でカーブを曲がりきれずに発生した列車脱線事故。
乗客と運転士合わせて107人が死亡、562人が負傷した。
この福知山線脱線事故から9年。時の経過とともに、沿線から事故の記憶が確実に薄れている。
電車が衝突した分譲マンション「エフュージョン尼崎」は、事故翌年の2006年にJR西日本が買い取り、所有権を取得した。
現在、人は住んでおらず、1両目が突っ込んだ駐車場や2両目が巻きつくようにぶつかった1、2階部分などが残っている。外壁がはがれたり鉄筋がさびたりなど、老朽化が進んでいる。
マンション1階駐車場
同じく1階駐車場。1両目がこの場所に突っ込んだ
事故現場の献花場
現在も事故現場の献花場は24時間警備されている
今日もこのカーブを9年前と同じように列車が通過していく。
私の友人もこの列車の1両目に乗車していたが、手がちぎれるかと思うぐらいつり革を握って無事だった。友人によると、空中で人が飛んでいたそうだ。
二度とこのような事故のないように願い、亡くなられた方々のご冥福を祈りし、負傷した皆様に心からお見舞い申し上げます。
ガルエージェンシー
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