●更新日 12/02●


ネットオークションで児童ポルノ販売・・・東京地裁


児童買春、児童ポルノに係わる行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反の容疑で逮捕されていた被告人、押井正和(49)=千葉県市川市=の公判が東京地裁で行われました。
被告人は児童ポルノ(少女の全裸画像等)DVDをネット(WANTEDオークション)で販売していました。DVDはファイル共有ソフトで児童ポルノ動画等をダウンロードし、動画を簡単に編集して一枚1000円〜3000円で販売していました。
被告人は8年前に脳梗塞で倒れてから、左半身が不自由な障害者でした。

まずは被告人へ弁護人からの質問。
弁護人  児童ポルノはいつから?
被告人  今年の4月から。
弁護人  どうして?
被告人  同居している女性から出て行ってくれと言われた。敷金礼金を手っ取り早く手にいれるため…
弁護人  それでどうして児童ポルノなの?
被告人  ロリコンは食いつきがいい…売れ行きがいいから。
弁護人  利益はどれくらいあった?
被告人  わからない…警察が言うには、8万円弱…
弁護人  4月からずっと売っていたの?
被告人  6月に一度やめた…10年同居した女性に出て行けと言われ、自暴自棄になり自殺しようとした…
江戸川で入水自殺を図ろうとした所を、警察に保護されたそうです。

続いて検察官からの質問。
検察官  6月以降にまたやったのはなぜ?
被告人  手っ取り早くお金を手に入れるため。
検察官  同居女性は知ってた?
被告人  児童ポルノとは知らないと思う。
検察官  起訴された物以外の画像等はどうしますか?
被告人  消します。

被告人は最後に「二度と犯罪は犯しません」と語りました。
押井正和被告

被告人は生活保護を受給するために自分の住所地が欲しかったのです。その為の資金稼ぎに児童ポルノを扱ったようですが、引越し費用を稼ぐ事はできませんでした。ちなみに被告人自身はロリコンには興味が無いそうです。
検察は懲役2年、罰金20万円を求刑しました。
判決は12月3日に下ります。



ガル探偵学校スタッフ



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