ボッタクラレタ・・・後編

私達は１軒の店に連れていかれた。
事前の説明では、９０分１人５０００円で飲み放題。
男　「マンツーマンでかわいい女の子が接客しますよ。」

あるビルに入り、入り口の扉を開けるとキャッチの男は・・
　　「ごゆっくりどうぞ。ありがとうございました。」
男は入り口扉の前で去って行った。

店員に「こちらでお待ち下さい。とりあえず飲み物をお持ちします。」
そう言われた場所は入り口すぐのベンチだった。
待合席・・・？



その奥には更に扉がある。
店員　「お1人様５０００円頂きます。飲み物はサービスですので。」
前金なのか・・　私達はお金を払い、ビールを頼んだ。

数分後
店員　「テーブルの用意ができました。当店はマンツーマン制ですので、別々にどうぞ。」
そう言って私達３人は、扉の奥の別々の席に案内された。
音楽ガンガンで妙に薄暗い店内・・・
客は私達３人だけ・・・



友人はすぐに、ここはヤバイと感じ、席に着いた女の子に探りをいれた。
さすがは北国。　いい人が多い。
女の子は素直にぼったくり店だと教えてくれたそうです。
慌てて友人が駆け寄った。
友人　「やられたよ！９０分４万５千円だってよ！早く出るぞ！」
周りを見ると、先程まで私達だけだった店内には、怖〜い雰囲気の男達がドカンと座っている。
ドラマみたい・・・



友人２人はお金を払い、すぐに店を出た。
私は１人店に残った。
なぜなら、私の所には超かわいい女の子が着いていたのです。
９０分いても４万５千円なら・・・、時間まで目一杯楽しみました。



前金を入れて５万円・・・　当時はこういったプチボッタクリが流行っていました。

後にわかった事が、当初行く予定だったキャバクラへの電話はデタラメでした。
指名するはずだったＲさん、Ｙさんは出勤しており、キャッチの男は店とは無関係。
キャッチの男側からすれば、案内した店は２枚目の扉の前まで・・・


（２枚目の扉には別の店名が小さく書かれていた）
待合ベンチで５０００円・・・
確かにそこまでは５０００円だったよ・・・（涙）
ボッタクリには気を付けましょう。



ガル探偵学校スタッフ