●更新日 10/02●
ボッタクラレタ・・・前編
ぼったくり防止条例違反の疑いで、池袋のキャバクラ店「ノエル」の経営者と従業員が逮捕された。
その店では、一晩で200万円を請求された客もいたという。
手口は、男性客に1時間5000円と説明をし、後で高額の請求をする。
支払いを拒むと、代金を支払うまで、背広などを取り上げて取立てをしていたそうだ。
私も以前、ぼったくりの被害にあったことがあります。
条例ができる前、探偵になる前の事です。
以前勤めていた会社の社員旅行で札幌に行きました。
夜、友人と3人ですすきのに繰り出しました。
すると、何人ものキャッチの男が声をかけてきます。
「どこかの飲み屋をお探しですか?」
とても穏やかな表情と口調で案内してくれます。
北国の人はいい人。
そんな先入観から、ある男にすっかり騙されました。
私達は、前日に行ったキャバクラに女の子(RとY)を指名で行こうとしていました。
その事をキャッチの男に話すと・・
男 「担当している店なので、僕のポイントにさせてもらえませんか?」
「もちろんお客様の料金は変わりませんので・・どうかお願いします。」
キャッチの男は地面に膝をつけて頼んできました。
私 「料金が変わらないならいいよ」
とてもいい人そうだったので、人助けのつもりで答えました。
するとキャッチの男は携帯で店に電話を掛け始めます。
男 「RさんとYさんは出勤していますか?」
「そうですか・・ 3名様ですが女の子は何人つきますか?」
などと数分間電話した後・・・
男 「今日はRさんとYさんはお休みだそうです。申し訳ありません。」
「店は女の子が足りなくて、3名様テーブルに女の子が1人つく程度になるそうです。」
「どうされます?」
私 「じゃあしょうがないね・・」
男 「他にも担当の店がいくつもありますので、紹介させて下さい。皆優良店ですよ。」
言葉巧みに・・というよりは、いい人を全面に出しながらお願いしてくる。
そして私達は、1軒の店に連れていかれた。
つづく
ガル探偵学校スタッフ
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