●更新日 10/01●


ストーカー対策を考える


岡山市の岸壁で杉本文さん(24)が遺体で発見された事件。
警察は市内のホテルで睡眠薬を飲み手首を切っていた男性が、ストーカー行為の末、杉本さんを殺害した可能性が高いとして捜査を進めている。



跡を絶たないストーカーによる痛ましい事件。
女性たちはこの脅威からどのように身を守ればいいのか。その方法について当社 社長の女探偵にアドバイスを聞いてみた。

「残念ながらストーカーについては決定版と呼べるような解決法はないと言えます。
警察で勧めているように「無視」したり「連絡を絶つ」ことで効果が現れる場合もありますが、それによって逆上する人間もいます。相手をよく見極めた上で対策を講じる必要があるのです。
まずは、ストーカー被害の確かな証拠を掴むこと。そして、その証拠をもって警察や家族に切実に訴えること。遠回りのようでも、これが一番のストーカー対策だと言わざる得ません」

報道によると警察は「メールアドレスを変更することや、自宅周辺のパトロールを勧めたが、(杉本さんは)「周りに迷惑がかかる」と断っていた」という。


しかし、容疑者男性からのメールは杉本さんが怯えて警察に届けたほどのもの。内容はさぞかし過激なものだったはずだ。やはり警察の油断は責められるべき点と言わざるえない。
そして、女性の皆さんは改めて自覚しなければならないだろう。
『こと暴力に限れば、あなた方はどうしようもなく弱い』
身を守るためになりふりかまうべきではない。
「まさか自分の身に……」と思ってからでは遅いのだから。



九坪



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