●更新日 08/12●


許されざる犯行予告


6月8日に発生した「秋葉原通り魔事件」から増え続ける、インターネット上の犯罪予告が全国各地で後を絶たない。

本人達は悪い事だと思わないのだろうか?
これだけ毎日ニュースで流されていても・・・、これだけ逮捕者が相次いでいても、犯罪予告は止む気配
を見せない。

そんな現代を戒めるかのように今、あるサイトが注目を集めている。
それが犯行予告の収集・通報サイト「予告.in」だ。

写真


このサイトは、字幕.in等で近年名を揚げているWEBプログラマ「矢野さとる」氏が開発、
運営を行っており、2ちゃんねるや、はてなブックマーク、ブログ等から犯罪予告の書き込みを自動収集し、情報を共有しながら防犯に役立てるものだ。

実際に7月6日の平井堅さんのコンサートの殺人予告や、福岡県の小学4年生の児童による殺人予告、岡山県の小学生殺人予告等が同サイトに投稿され、矢野氏自ら通報、逮捕に至っている。
今後も同サイトが活躍するのは間違いないだろう。

元々のきっかけは「秋葉原通り魔事件」を受け、増田寛也総務相が、インターネット上の犯罪予告を検知できるソフトウェアの開発を来年度予算の概算要求に盛り込むと発表し、その開発費が少なくとも数億円掛かるというのを聞いた時、「自分ならお金を掛けずに数時間でできる」と考え、たった2時間で作ったという。

実際に管理人である矢野氏に、この予告.inについて話を聞いてみた。
コチラ


犯人は実際に犯行に及ばないから大したことないとでも思っているのだろうか?
しかしこれは立派な犯罪である。
そんな軽はずみな気持ちで人生に汚点を付けるなんて何と馬鹿馬鹿しいことか。

それにしてもそんなに人の心は病んでいるのだろうか?
実際の書き込みを見ても実に遠慮の無い内容ばかりだ。
中には本気か受け狙いか分からないが、こういうのも投稿されているが・・・。

写真 ピカチュウ殺す



女探偵マイ



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


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