●更新日 05/14●


パンツのニオイ 2


調査の翌朝に依頼者から電話で・・



「昨日はどうだったの?」
空振りだった報告をすると・・
「やっぱりねぇ〜 昨日は私を激しく求めてきたのよ〜」
「久しぶりに もぉ〜  燃えちゃったわぁ〜・・・」甘えた口調に吐息まじりで語ってくる。
昨晩の熟年夫婦の甘〜い情事?をまったりと長々と聞かされた・・ プレイの内容は決してノーマルではなかった・・
こんなイメージ・・

とても満足したようで、この日の依頼者はとてもご機嫌だった。
また後日に調査をする事で話は終わり、我々は依頼者からの連絡(パンツのニオイ)待ちとなった。

数日後、依頼者から電話で「昨日のパンツは精子のニオイがプンプンなのよー もぅ〜悔しい・・」怒りをぶつけてきた。
「絶対に愛人がいるのよ・・ 女と会ったら居場所教えてちょうだい! 乗り込んでひっぱたいてやる!」
依頼者はかなり興奮していた。
私は必死で依頼者をなだめ、調査結果を待つ様に説得をした。
そして二日後に調査をする事となった。

二回目の調査日の朝、依頼者情報で「昨日のパンツは精子のニオイがしなかったから、今日こそ怪しいわよ!」との事だった。
AM9:00 対象者は勤務先に出勤し夕方まで出て来ない。
PM5:00 対象者は前回より2時間早く勤務先から出てきた。急いだ歩調で最寄駅へ向かう。
やはり今日は怪しいのか・・我々もそう予感した。
PM5:20 対象者は乗り換えをするはずの駅の改札を出た。
      急いだ歩調で繁華街へと向かって行く。 いよいよ女と会うな・・我々は直感した。



PM5:25 駅から5分程歩き、対象者はとある雑居ビルに入って行った。
      そのビルには居酒屋・キャバクラ・風俗店等がある雑居ビルだった。

対象者が入ったお店は・・・ (つづく)



探偵 虎次郎



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