日本の十五夜のお月見と言えば、月見団子を飾って静かに過ごすというイメージですが、台湾ではバーベキューの日となっています。中華圏の十五夜のお月見（中秋節と言います）では、通常は月餅というお菓子をお世話になった人たちに贈る日ですが、それに加えてなぜかバーベキューの日になっており、夜になると公園や道路のいたるところで、バーベキューが始まり、台湾中が焼肉の煙で充満するのです。


なぜお月見でバーベキューをすることになったのかは諸説あるようです。一番最もらしいのが、焼肉のたれのメーカーが始めたキャンペーンがきっかけだとか。

食材は、牛、豚、鶏、蛙（カエル）、魚介、野菜、あとはビールやジュースを飲みながら、食べるというスタイルですので、食材の一部を除いて日本と同じですね。

折角ですので、台湾のバーベキューを再現してみました。



蛙の肉、焼肉のたれ、五香粉（中華風（台湾の屋台の味？）になる魔法の粉）を用意。

たれに五香粉を少し入れて肉に塗れば、もう台湾の味！




飲み物は、カエルの卵ジュース（中国語で青蛙下蛋）をプラスすれば、台湾のバーベキューです。

さあレッツＢＢＱ。



カエルだけかい。





ウマウマ。味に関しては、カエルの肉は歯ごたえがある鶏肉という感じです。ただ、日本で買うと高級和牛より少し安いくらいですのであまりお得感は無いですね。

予想していたよりおいしかったもんで拍子抜けですが、まあ日本と台湾の月見をコラボさせるとしたら、




こんな感じですかね。



べい