●更新日 08/03●
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夏のボーナスお買い物!交渉の戦術





夏のボーナス支給の時期になりまして、みなさん「さて何を買おうか」と考え中かと思います。当方、かれこれ10年ほど営業戦略の部署に在籍しており、日々価格交渉に明け暮れております。そこで交渉の戦術(値引きのコツ)についてお話したいと思います!

家電量販店

まず、車でも家電でも同じですが、相手の販売員のほうが、一般の方より情報量や経験値が上です。向こうはそれが仕事ですので、素人ではかないません。

ではどうするか? 相手の立場が弱い時期を狙って攻めることが重要です。ちょっと前の増税直前とかは、何もしなくても売れたので値引きなどしなかったはずです。(したとしても元値が高い)。逆に2月と8月とか決算前は、売れない時期または売らなければならいない時期のため、チャンスです。


準備としては、情報をできるだけ集めます。次に戦略(長期戦か短期決戦か)を決めます。モデルチェンジの間隔が長い車などは長期戦でもいいかもしれませんが、家電はモデルチェンジが短く、在庫にも限りがあるため、短期決戦向きと言えます。


で、実際の交渉では、できるだけ相手に喋らせるのがコツです。なぜなら喋れば喋るほど、相手が調子に乗ってぼろを出すためです(次の機種がでるのでこれを売り切りたいとか)。ただし、ノリが悪ければ、さっさとあきらめ、他店に行くか通信販売で買ったほうがいいです。

逆に、やってはいけないことは嘘をつくことと、感情的になることです。向こうのほうの情報量が上ですので、嘘をついても簡単にばれます。また感情的になればこちらの本音がでるため、交渉にはなりませんよね。


値引きは、相手の利益つまりボーナス部分を減らしていることになります。あまりやりすぎると恨みまで買うことになりますので、ほどほどに。

私は販売員の気持ちが分かるため、交渉して深追いせずに、販売員がこっそりこれでどうですかと言ってきた価格で買っています。



べい べい


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