●更新日　１０／２５●

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タイ大洪水・最新情報　〜人もワニも逃げる〜

５００社近くの日本企業が被害を受けた、タイの大洪水。



船で脱出


違法な森林伐採で保水力が落ちた国土に、例年より多い降雨量、ダム放水の遅れなどの要因が重なり大洪水となった。



危険な移動


漏電事故、多数のワニが逃亡、政府対応に怒った発砲騒動など、色んな意味で危険な状況。



捕獲された巨大ワニ


チャオプラヤ川が増水し、被害は首都バンコク中心に及びつつある。
水上バスは２４日に「２週間全便欠航」を発表した。



孤立する水上バス乗り場（撮影：Ｔｒａｖｅｌｅｒ’ｓ Ｓｕｐｐｏｒｔａｓｉａ）


国王陛下が入院されており、観光名所・死体博物館のある病院も浸水の危機。
王宮や寺院などの重要観光施設が水没する危険もある。

さて、深刻な状況が続く地域は多いが、チェンマイやプーケットは落ち着いている。
１０月上旬に被害が出たが、現在は水が引き平和だ。

本来、今頃はタイのベストシーズン。雨期が終わり快適に過ごせる乾季で、観光客が集まる時期。
しかし、洪水で渡航キャンセルが続出し、航空券も宿もガラ空き状態。



プーケットでくつろぐオナン


特にプーケットはアンダマン海の島で、今後洪水が来る可能性はほぼ無い。
凪が続き、綺麗な海で遊びたい人は「行き時」と言える。
もともと物価が安く、レートも大変良いので、有意義にお金を使える。


東日本大震災で「発電所を丸ごと無償提供」という度肝を抜く支援をしてくれたタイ。
現地でたくさんお金を使い、恩返しをするのはどうだろう。



洪水を利用し魚を取る父親　洪水で遊ぶ子ども達


災害を「受け流す」ように対応するタイ人は、荒みがちな日本人の心を穏やかにしてくれるはずだ。


避難に使われたボート。



著作権無視


どこから持ってきた


よく見ると、





スーパーマンのマーク


こんな狂ったアヒルボートを作る国民性だから、災害を受け流せるのだろうか……



梅宮貴子　　協力：Ｔｒａｖｅｌｅｒ’ｓ Ｓｕｐｐｏｒｔａｓｉａ

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