●更新日 09/16●
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セレブ妻の知られざる「昼顔」








ガルエージェンシー埼玉川越 代表・村山 浩二 ガルエージェンシー埼玉川越 代表・村山 浩二
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不倫は文化だ!

と過去に豪語した某芸能人がいましたが、昨今は文化というよりも、普通のことになりつつあります。
しかし、そんな悠長なことを言っていられないような事件を、私は過去に体験したことがあります。


それは私が刑事になりたての頃、今から26〜7年前のことでした。

当時、私が勤務していたS県K署では、「トルコ嬢(当時はまだソープとは呼ばれていませんでした)殺人事件」「コンビニ店長刺殺事件」「タクシー運転手強殺事件」と殺人事件が頻発し、一つの警察署に捜査本部が複数ありました。

明けても暮れても殺人事件捜査に没頭する、異常な事態が続いていたのです。


そんな折、またしても殺人事件が発生してしまいました。

誰もが予想しなかった4件目の殺人事件。当時県下最大のK署であっても、殺人事件などの担当(強行犯係)は5班10名しかいません。

本部からの応援で署員は数倍に膨れ上がり、他の係も捜査に投入されたことから、署内は日常業務もてんてこ舞いでした。


しかし、早期犯人逮捕を目指した連日の捜査の結果、末端捜査員にもこの4件目の殺人事件の状況が判ってきました。

被害者は40代の会社経営者の夫を持つ、高級マンション2階に住む23歳の主婦。今で言う、セレブ妻です。

仕事から帰宅した夫が、リビングのソファーで胸に包丁が刺さり死亡している妻を発見。玄関や窓の鍵はすべて閉まっていました。
また、合鍵はすべて自宅内にありました。

密室殺人? 怨恨か?
奇妙な事件の幕開けかと思われましたが、捜査が進むうちに、この被害者の驚くべき一面が判明したのです。


つづく。



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