●更新日 09/21●
母親初めての意見陳述
山口母子殺人事件の差し戻し控訴審の第10回公判が20日、広島地裁で行われた。
本村洋さん
この日初めて、弥生さんの母親が意見陳述を行った。
「複雑な家庭に育ったからといって罪を犯しても良いのでしょうか?
娘も母子家庭で育ちましたが、明るく、手のかからない娘でした。
娘は洋さんと出会って、幸せな場所を見つけることが出来ました。私が初めて孫を抱かせてもらった時の娘の嬉しそうな顔は忘れられません。ささやかですが幸せでした。
しかし、その幸せは一瞬にして壊されました。娘と孫がどんなに苦しい思いをしたのか、自分の首を絞めて実験してみました。被告人はこんなにむごい形で娘の命を奪っておいて、まだ自分の命が惜しいのですか?極刑しかないと思っています。真実の裁判をしてください」
弥生さんと夕夏ちゃん
弥生さんの母親の意見陳述を聞いて、涙が止まらなかった。
本村さんも、弥生さんの母親も、私達も、知りたいのはただ一つ、真実だけ。
真実を知りたいだけなのに、なぜこんなに絡まってしまうか。
福田は言いました
福田孝行
「今以上の苦しみは実生活において容易に想定できます。それを踏まえてでも生きたい」
あんなに身勝手に人を殺しておいて、”生きたい”などと言えるのは、やはり福田、お前しかいない。
そして検察官に「なめないでいただきたい」と言い放った。
「なめないでいただきたい?」それはお前の台詞ではない。
最後に、弁護団の今村仁弁護士が
「この裁判の弁護ほど、胸を張って弁護できたことはありません」と泣いていた。
なぜお前が泣くんだ?
総合探偵社ガルエージェンシー
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