●更新日 06/25●
結婚詐欺師を捕まえろ!
京都在住のM子さん(27才)は、某大手結婚紹介サイトでお見合いメールで31才の男性(東京在住)と知り合った。
当初二人は毎日のようにメールのやり取りをしていたため、気を許すメル友になるのに時間はかからなかった。
知り合って数ヵ月後、M子さんの元に
「会いたい・・・」
というメールが届いた。
M子さんも気持ちは一緒だったが、同時に会うことの不安もあった。
“会ったら嫌われるのではないだろうか・・・”
そんなM子さんの気持ちを知ってか、男性はM子さんの住む京都にわざわざ出向いてくれた。
男性の職業は東京都千代田区で年間数十億の売上をあげる経営コンサルタント会社を経営している社長だった。
初めて会ったとは思えないほど気が合い、会話が弾めば弾むほどM子さんは男性に惹かれていった。
その後も二人は東京→京都間を行き来して、順調に交際を続けた。
当然のように会えば愛を確かめあうように体の関係を持った。
M子さんの妊娠が分かったのが11月下旬。
“男性に言うべきか、言わぬべきか。。。”
“本当のことを言ったら、嫌われてしまうのではないだろうか。。。”
意を決して電話で男性に妊娠したことを告げると、男性は
「ありがとう。幸せになろうね。」
と言って喜んでくれた。その喜び様は電話口でも判るくらいで、結婚式や披露宴、生まれてくる子供の話を嬉しそうに語ってくれ、M子さんは涙が出そうなくらい感動した。幸せいっぱいだった。
しかし・・・
年が明けた1月上旬、突然男性と連絡が取れなくなった。
メールを送っても返信が無く、携帯電話に何度電話をしてもコールするだけで出ない日が続いた。
“何かあったのだろうか・・・。事故にでも遭ったのでは・・・。”
心配で何も手につかないM子さんは、居ても経ってもいられなくなり、男性が経営しているという東京の会社まで出向いた。
そこでM子さんは、男性が経営する会社の秘書に信じられない一言を言われたのである。
「社長の○○は亡くなりました」
つづく
総合探偵社ガルエージェンシー
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