●更新日 06/09●


裁判員制度が始まります


2009年5月までに裁判員制度が始まります。


裁判員制度とは国民から選ばれた一般市民が、刑事裁判に参加する制度です。
死刑、または無期懲役、禁錮に当たる罪に関する事件など重大犯罪に関する事件を扱います。
衆議院議員の選挙権を有する人であれば原則として裁判員になることが出来ます。
(裁判員法が定める欠格事由に該当する方は出来ません。その他弁護士やその裁判の被告人の家族は参加できません)
どのように裁判員が選ばれるかというと、まず選挙人名簿の中から抽選で裁判員候補者名簿が作られます。
名簿に載った人には「裁判員に選ばれる可能性があります」と連絡があります。
そして抽選で更に候補者をしぼり、裁判所への呼出状を送ります。
原則、辞退はできないとのこと。
(一定の理由があれば辞退出来ます。)

しかし!日当は最大1万円!!(まぁ仕事休んでいくのですから、保障してもらわないと困りますが・・・)

ゆきちラブ


裁判員をやってみたい!!って人だけではないのですね(まぁそれじゃあ意味がないですかね)。
自分の判断が影響するって凄く怖い・・・裁判員になって犯人に恨まれるとかないのかしら?
映画の観すぎかも知れませんがとても気になる。

気になる。

気になる。


じゃあ裁判所に聞いてみよう!!

じゃん!


Q 映画の観すぎかもしれませんが、裁判員として裁判に参加した場合、被告人と顔を合わせるのですよね?
後から恨まれたりしないかとても怖いのですが、守って頂けるのですか?


通常の裁判と同じ形になりますから顔を合わせるようになります。しかしもちろん裁判員の方々のお名前やご住所は公表しませんし、評議内容についてももちろん好評致しません。
万が一に問題が発生するようなことがあっても罰則規定もありますので法律上守られています。その他、裁判員の方に危害が出てしまう恐れのある裁判に関しては、通常通りに行うようになりますのでご安心ください。


Q 法律を何も知らない我々が全員「死刑だ!」なんてなったら、本当に死刑になるのですか?

有罪、無罪の判定は原則多数決ですが、裁判官(3名)と裁判員(6名)のそれぞれ1名以上の意見が出ないと刑を確定することは出来ません。裁判官だけの意見、裁判員だけの意見でなく、両者の意見が生きるようにします。


Q 強姦事件などで「下半身(言葉を濁します)を切ってしまえ!」なんて言ってる方もいますが切ることは可能ですか?

・・・(少し間が空いた)そのような条文は私は記憶している限りはございませんので、懲役等の罰則になります。


そうですか。強姦魔の下半身を切ることは不可能ですか・・・
最近更に増えている強姦事件。切ってしまえばいいのに!って思っているのは私だけではないはず。


しかし、罰則規定があるからって守られてることになるの?
顔とか覚えられちゃったら意味ないじゃない。
まぁまだ始まってもいないから今後どうなるか分からないですよね。


いずれにしても国民が裁判に参加するのは素晴らしいことと私は思います。
選ばれたあかつきには、日当きちんと頂いてきっちり裁判参加してきましょう!!



総合探偵社ガルエージェンシー



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