●更新日 02/09●

君の背中は煤けているか?


今、巷ではひそかな麻雀ブームらしい。

テレビアニメ『アカギ』は深夜帯にも関わらず毎週3〜4%の高視聴率をたたき出し、麻雀を知らない人にも好評を博している。

写真(C)福本伸行

女流雀士の活躍やオンラインゲームの人気により、以前はギャンブル色の強かった麻雀だが、いまや“頭脳ゲームの王様”という認識が段々広がってきた。


そんな中、東京六大学麻雀リーグ戦が20何年ぶりに復活する。
それだけ、今大学生の間で麻雀熱がヒートアップ。

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今回はそれぞれの大学にそれぞれOBの著名人が監督としてつくことになった。

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明治OBの『ぎゅわんぶらあ自己中心派』でおなじみ漫画家片山まさゆき氏。
「明治は伝統的に守備的な雀風。団体戦は守備がしっかりしてないと勝てない」

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立教OBの麻雀評論家馬場裕一氏。
「もともとクリスチャン系の学校ゆえ楽しい麻雀を。“隣人を愛せよ”ですから」

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慶応OBのコラムニスト神足裕司氏。
「慶応は勝負というより金の計算をしながら、こすっからく打つ 。だけど早稲田だけには絶対に負けない」


いまや麻雀は世界で楽しまれているゲーム。
世界選手権や欧州選手権なども開かれるようになってきた。
今こそブームのきっかけになるのでは?と開催に踏み切った。(開催は2/16)

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神足氏は欧州選手権4位。

ちなみに東大は、試験が近づいているとの事で練習が出来ないらしい。
他の大学からライバル視されている優勝候補筆頭の早稲田は「周りは眼中にない。自由に打つ」と余裕綽々の勝利宣言。
監督である『近代麻雀』編集長宇佐美和徳氏も
「練習しないでも勝てる」
と周りを挑発。

そんな早稲田にノーマーク宣言を出し、「タイプ的に苦手」と生理現象で慶応を敵とした法政。
東大生と違って就職難ゆえ、プロ雀士を目指すという法政。
そんな人間臭さが我々としては大注目の法政。

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監督はスポーツライター金子達仁氏。
「法政は攻めの麻雀。攻めて攻めて攻めたおす」
と攻撃麻雀をアピール。

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麻雀と人生は密接な関係があると言う。

「人生経験がそのまま麻雀に反映する。麻雀が強いヤツはまずビビることはない」

氏は、麻雀に結構助けられたそうで、
おかげで

2003年は銀行に行くことがなかったらしい。



この世知辛い社会を生き抜くためにも、今こそ麻雀を覚えてみては?


そして、世の中に大勢のカモが生まれることを期待したい。



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