●更新日 12/12●

あれから5年 〜世田谷一家殺害事件〜


覚えているだろうか?

20世紀最後の各誌1面を飾ったニュースを。


そう、

“世田谷一家殺害事件”


世間を震撼させたこの事件から、早5年が経とうとしている。




11日、殺害された宮澤さん宅前にある都立祖師谷公園にて、この事件の追悼集会が開かれた。


▲マスコミも大勢集まった


▲地域のチビッ子たちも宮澤さんに黙祷を捧げる


▲宮澤さん宅にむかって献花


▲むこうに見えるのが宮澤さん宅





警視庁、成城警察署では、犯人に懸賞金を賭けて今でも、各方面からの情報を待っている。



おかげで、少しずつではあるが犯人像も浮かんできた。



靴は韓国製テニスシューズ“スラセンジャー”。サイズは28センチ(日本サイズ27.5センチ)。
400足しか製造されていないマニアックな靴にも関わらず、警察は「犯人は韓国で育った人間ではない」と断定。

クリックしたら拡大します
警察も情報を集めている。


▲成城警察署員による部隊活動


▲参加者全員でのパレード


▲宮澤さん宅前での献花



この日は成城警察署刑事課より異例ともいえる、犯人及び犯人の家族への呼びかけがあった。




「20世紀から21世紀に変わる24時間前。平成12年12月30日午後12時過ぎ、あなたは宮澤さんの家に入りました。あらかじめ用意した包丁を持って。
そして、宮澤さん一家4人を殺害しました。
覚えていますか!?死にたくないと必死に抵抗した4人の姿を!あなたの目的は達したのですか!?


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この呼びかけからも、捜査が遅々として進まない事に対しての警察の苛立ちが伝わって取れた。



犯人はこの呼びかけが聞こえたのなら、どう感じるのだろう。


そう確かにこの家で、惨殺はあったのだ。


もし、自分の家族が惨殺されたのなら。
そこに残るのは、


犯人に対する憎悪だけだ。



毎年この時期になると悲しい事件を思い出す。

年末を楽しく過ごすためにも、犯人の逮捕を誰しも願うばかり。


亡くなった宮澤さん一家の為にも。



探偵ファイル


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