●更新日 12/05●

探偵ファイルは素晴らしい会社〜人間桃太郎電鉄〜


こちらはまじめにイタコを探してる様子の北島。
ケイちゃん(♀21歳)が、酒を煽りつつバイトしている間に進め!!
(あまりに自由気ままな旅のため忘れがちですが、これは二人のヒッチハイク対決であります)

1日お世話してくださった山本さん夫妻は、「無一文で旅をしている」と嘘をついた北島に餞別として3000円とおにぎりをくれたそうです。

北島、これから青森に足向けて寝るんじゃないぞ!


その後、昨日同様野辺地方面へヒッチハイク開始。
まぁいつも通りなかなか車が止まってくれない状態が続きます。
嘘つき男にはいい気味ですが。

「寒い……車が通らない、止まらない……」

着の身着のままでこの旅に出発した北島。
実は、この時期の青森には無謀な薄着です。
だんだんテンションが落ちていってます。

その時!一台の車が止まってくれました。


お兄さん「野辺地じゃないけど、近くまでだったら乗せてあげるよ?」
寒さと疲労でおかしなテンションの北島は何故か、

北島「乗せてください!あなたの好きなところへ、どこへでも連れて行ってください!!!」

……わけわからん。

お兄さん「え……。じゃあ俺の仕事場でも行く?」

ちょっと北島が気持ち悪いです。

そして連れて行ってもらったところが……

ラーメン!ラーメン!

ラーメン!ラーメン!

お兄さんの仕事場はラーメン屋さん。どこまでも運の強い男だ!

うまい!うますぎる!!
麺にコシがありスープにコクがありチャーシューはスープと絶妙なハーモニーを奏でている。
(北島の報告より抜粋)

そんな感想は誰も聞いてない。

スープ一滴も残さず飲めよな。

隣りのお客さんに「若いのに苦労した顔してんなぁ」って言われました。
なので、今までの旅の経緯を話したら、お前のいる探偵ファイルって、随分ヒドイ会社だなぁって、すげぇ同情されました。
今まで気づかなかったけど、全くその通りだよ。
普通に仕事してる友達に、ヒッチハイクさせられてるやつとかいないしな……。
もう疲れた。東京に戻りたいです。
(北島の報告より抜粋)

選択の余地はありませんよ?
イタコを見つけることができなかったら、ガルエージェンシーにお前の居場所など無い!

というワケですのでがんばれ。



クミ 


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