●更新日 05/09●
探偵学校 〜目指せ探偵?〜
芸能探偵の手伝いをした。
「探偵概論」 探偵の歴史から現状、調査において心がけることや注意すべき点を教わる。 曰く、調査とは事実の収集であり自分の判断などいらない。探偵は依頼者の「目」である。 ゆえに探偵に一番大事なのは嘘をつかないことである。 曰く、調査において違法行為を行なう必要はないが、注意しないと捕まりかけることもある(マンションの共用部分への立ち入り、尾行バレてるのにし続けるとつきまといとして通報されたり) 曰く、1829年ロンドン警視庁が発足するまでイギリスに警察組織はなかった。 大住授業聞くの図(後頭部のみ) などなど、実際の体験を交えた調査のポイントから、飲み会の席で役立ちそうな薀蓄までこれ以外にも初日からモリモリ教わる。 もっとも一番心に残った教えは「ヤバかったら走って逃げれば大丈夫!」だったけど。 うん、何か非常にこの言葉は共感できる。偶然にも我々が、あぶないやつらの撮影でたどり着いた境地とまったく同じだ。 「走って逃げれば大丈夫!!」 「尾行実習」 初日なのであえて何も教えてもらえず、何もかも手探りの状況で尾行。 当然受講生は素人なので、スタート(張り込み)の時点でバレバレである。 スタート地点上方より撮影 腕組んで棒立ちの人間が何人も突っ立てるから目立つことこの上ない。 僕も当然、 お約束 バレバレである。 コレはコレで非常に楽しいが実際の調査で使える訳もなし。要努力。 結論からいうと今回の尾行は5回ほど失尾(尾行対象者を見失う)した。 うち3回は対象の回りをうろついている受講生を見つけて対象を見つけ出した。 残り2回は対象に電話して聞いた。 心底実習でよかったと思う。 ちなみに完全に失尾(電話)した2回は両方とも駅の改札をSUICAで通られた時でした。 あらかじめソレ系のカードを用意してないと絶対切符買っている暇なんてない。 失尾記念 ちなみに僕は当日財布を家に忘れていた(ガチで) 切符は撮影役の人に買ってもらった。 さらに言うなら、携帯も家に忘れていた(ガチで) 失尾した時撮影役の人に電話してもらった。 涙がキラリ☆ 「尾行講義」 尾行実習の後に尾行講義。各自実際やってみて気付いたことや、失尾した状況などを報告し、助言やらもらう。 いかに対象者の視野に入らず対象者を視野に入れるか。また、視野に入っても目立たないか。 目線を合わさないためには後頭部を見ずに腰あたりに視線を据えろとか、撮影用ビデオは腰あたりで構える(鞄等で隠して)とかだ。 画面左奥は対象者と受講生 つまりこんなのは言語道断だということです。 いや、記念にね……。自分もね……。映った方がいいかなーって……。 カメラに映りたいっ子でまっこと申し訳ない!! あ、講義は他にも、対象者と同じエレベーターに乗った時は一つ上の階のボタンを押すとか、ラブホの「入り」は撮りやすいけど「出」の瞬間は非常に撮り難いとかいった話も聞けました。後者の理由はホテル街は隠れ難い上にすぐ通報されるからだそうで。 他にも色々聞いたけど省略! という所で探偵学校一日目終了です。 こんな感じで毎回レポートしていきますんで、今後をお楽しみに。 本日の一押しポイント 「走って逃げれば大丈夫!!」 探偵ファイル |
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