1/24「千と千尋」TV 初登場!

〜 テレビ放映の「千と千尋」も赤い? 〜



赤色DVDで現在係争中の「千と千尋の神隠し」が来年の1月24日に日本テレビ系で放送される事になった。

   参考記事
千と千尋1月24日テレビ初登場
視聴率40%超えだ
宮崎駿監督(61)のアニメ映画「千と千尋の神隠し」が来年1月24日に日本テレビ系「金曜ロードショー」でテレビ初放送されることが3日、分かった。 昨年公開され興収304億円、2352万人動員と数々の新記録を打ち立てた日本アニメの大ヒット作品が視聴率でも新たな伝説をつくるのか。 日本テレビは視聴率40%を目標にしている。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/dec/o20021203_60.htm

超大作の映画というと、「タイタニック」が思い浮かぶ。
妻夫木聡のディカプリオの吹き替えに思わず聞き入らずにいられなかった同番組は、前・後編にわけて放送され、前編34.5%(瞬間最高視聴率40.7%)、後編は35.4%(瞬間高視聴率42.7%)を記録した。
http://www.fujitv.co.jp/jp/golden/pub/01-298.html(フジTV ゴールデン洋画HPより)

さて、そこで気になるのが「TV版の千と千尋は赤いのか?」ということである。
先日、予告編がTVで放映され、それをキャプチャーした画面がネット上にアップされた。


写真1
ネット上にアップされた「TV版 千と千尋予告」


予告の画面を見る限り、赤い。 下の字幕が白いため、赤いのがはっきり分かる。
DVDだと、しばらくすると赤いのに目が慣れてしまい所謂「色の錯視」の状態になり、赤いのが特に気にならなくなり鑑賞できるかもしれない。 (色の錯視について参考HP

しかし、今回はTV放送であるのでCMが入る。
CMは当然赤みがかってないので、それまでの「赤い映像」に目が慣れてしまっていると商品の色等に違和感を覚える人が出てこないとも限らないのだが...。

そういった色彩の急激な変化の繰り返しに慣れていない者がいたら、気分が悪くなったりする者も出てくるかもしれない(かつて問題になった所謂“ポケモンフラッシュ”はその極端な例)。
視聴率40%を狙うと意気込んでいるが、逆にいえばそれだけ多くの人が視聴するわけである。

いずれにせよ放映する日本テレビには、赤くしなければDVDと異なる(ジブリ・ブエナはDVDの色調こそが劇場版と同じものと主張)と文句が行くだろうし、DVDのような赤い色調のものを放映してもまた「画面が赤い」とクレームが行くのではないか。 日本テレビの開局50年記念番組ということだが、宮崎アニメを放送すると(再放送含む)軒並み高い視聴率を取れるというこれまでのスタジオジブリとの関係などから赤いものを放送せざるを得ない状況なのだろうか?

ネットでは、「赤いDVDの色調と普通の(赤くない)もののちょうど中間のもの」を放送するのでは?というジョークがささやかれているが、もしかしたらジョークではすまなくなる可能性が出てきた?


写真1
ちなみに、金曜ロードショーのバナーが赤いのは、何かのメッセージだろうか?
http://www.ntv.co.jp/kinro/


いずれにせよ、来年1月24日の放送は注目である。

これまでの探偵魂の記事
http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0207/23_02/index.html
http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0212/04_01/index.html



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