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7月の探偵魂で取り上げた『千と千尋の神隠し』のＤＶＤ、ビデオが赤みがかっているという問題。 http://www.tanteifile.com/tamashii/scoop/0207/23_02/index.html     赤い、赤いぞ〜 7月19日の発売直後から「赤い」という声が挙がっていたということだが、この度購入者が販売元を相手取り訴訟を起こした。
毎日新聞ＨＰより記事引用
ＤＶＤ色調異常で購入者が提訴 京都地裁 大ヒットしたアニメ映画「千と千尋の神隠し」（宮崎駿監督）を収録したＤＶＤ（デジタル多用途ディスク）の購入者が販売元のウォルト・ディズニー・ジャパン（東京都目黒区）を相手取り、「色調が赤みがかって映画館と全く違う」などとして、正しい色調のＤＶＤとの交換と１人１万円の慰謝料を求める訴訟を京都地裁に起こした。このＤＶＤは初回出荷が３００万本に上ったが、同様の苦情が同社や各地の消費生活センターなどに寄せられており、裁判の成り行きが注目される。 http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20021203k0000m040155000c.html 複数の業界関係者などからの情報によると、 ・ジブリがなんらかの手違いで色の設定を間違えたままマスターを販売元のブエナビスタに渡した（分析 すると明らかに青色と緑色のデータがおかしい、モニターの“色温度”に問題があったのでは？という 説も） ・ジブリは不良品であるのは認識しているが、それを認めてしまうと莫大な損害を被ることになるのであ くまで「わざとこの色にした」ということでゴマかす方針 ・ブエナはジブリに事前に「この色で本当にＯＫなのか」とちゃんと確認している。それゆえ、ブエナと しては「ジブリの意図する色だ」と説明するしかない という噂であるが、果たして･･･？ 「色の設定をした責任者は神隠しにあった」というブラックジョークが流れたりもしていた。 最近は、ジブリのスタッフは開き直って「わざと赤くしました」など言い訳をしているとのことだが･･･。 もともと宮崎駿監督は、「映画は映画館でみるものだ」という信念があるらしく、ＤＶＤ・ビデオの制作にあたっては関与していないとのこと。未だにこの問題に関して正式にコメントを発表していない。 8月に発売された雑誌「週刊現代」にて、宮崎駿監督が「日本はみっともない国になりました」という記事があったが、それを読んだときは「正直、あんたが一番みっともない」と思ったものだ。 スタジオジブリＨＰ http://www.ntv.co.jp/ghibli/ 京都地裁だけで、というのもなんなので、探偵ファイルのメンバーが同様の訴訟を東京地裁でも起こそうかと検討中です。あくまで検討中ですが。賛同してくださいます方がいらっしゃいましたら御連絡ください。
( 探偵ファイル )
追記 その１ 先日フランスでもＤＶＤが発売されたらしいが、そちらは赤くないという噂も･･･？ 追記 その２ ちなみに、この問題に関しては毎日新聞の野島康祐記者・乾達記者が異様に頑張って追っかけています。 （毎日新聞記事リンク） 「千と千尋」のDVD 「赤みがかって見にくい」とクレーム 「千と千尋」DVDの色調問題 フルデジタルゆえのジレンマ？ 千と千尋DVD：「赤みがかって見にくい」ジブリに苦情 「千と千尋」問題 本編だけ色調を調整したため「違和感」？ 「千と千尋」DVD問題 顧客対応で「再生環境限定」の説明 「千と千尋」DVD問題 ネットでも購入者が違和感訴え 「千と千尋」DVD問題 色調への不満、消費者保護に壁 映画「千と千尋」 色彩設計の保田道世さんに聞く 「千と千尋」DVD発売1カ月 尾を引く「赤み」問題 「千と千尋」のDVD 国民生活センターが販売元に「注意」 （毎日新聞 記者コラムリンク） ■■コラム■■映画館に行こう （野島 康祐） ■■コラム■■ ネット革命の主役よ、しっかりして （乾 達） その他、問題をまとめたＨＰ 赤い「千と千尋」リンク 千と千尋ＤＶＤ |
