●更新日 12/28●


新型UMA ハイブリット生物が人類に復讐する。


地球環境の温暖化により、地球上の野生生物に異変が起こっている。

なんとより強くなるために近い種の生物が交わり、ハイブリット生物が各地に誕生しているのだ。
つまり、二種類の生物が交わることにより、新種の不気味な生物が生まれているわけだ。


氷が解け、食料も不足がちな北極では、追い詰められた白クマがアラスカに進出し、普通の熊と交配し、新種の熊が生まれているのだ。
こうなると白クマの子供なのに普通の熊のように見えたり、普通の熊が白クマのような小熊を連れていたりする現象が起こりつつあり、近い将来、白クマの固有性は失われてしまう可能性が高い。

また、ガラパゴス諸島では、リクイグアナとウミイグアナの二種類が生息していたが、最近は第三のイグアナが確認されている。
リクイグアナの固い顎、ウミイグアナの鋭い爪を持った混血の「ハイブリットイグアナ」である。

これがエルニーニョ現象の影響でウミイグアナの雄と、リクイグアナの雌が交わった結果、生まれてしまい、個体数を増やしているのだ。つまり、陸でも海でも餌がとれる「ハイブリットイグアナ」はそれだけ生存率が高くなるわけである。


更にアフリカでは、ゴリラとチンパンジーの交雑が進み、ハイブリット類人猿「ライオンイーター」が生まれているのだ。この「ライオンイーター」はたちが悪い。
ゴリラのパワーに、チンパンジーの頭脳を持っているのだ。こいつは、罠を作ってライオンすら狩ってしまうと言われている。



これらの現象は日本でも進んでいる。
日本のサンショウウオと、中国のサンショウウオの交雑、日本猿と台湾猿の交雑、更に深刻なのは沖縄のハブと、台湾ハブの交雑である。
この結果生まれたハイブリット蛇は「スーパーハブ」と呼ばれており体も大きく、毒の威力も数倍に増しているという。しかも、通常の血清が効かなくなるというから始末が悪い。


我々、人類はエゴにより多くの「ハイブリット生物」という怪物を生み出してしまったのだ。





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山口敏太郎



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