●更新日 08/31●


朝生で皇室批判!西尾幹二、香山リカらが過激発言


2008年8月30日に放映された、テレ朝系「朝まで生テレビ!」の内容が話題になっている。

この日のテーマは「これからの“皇室”と日本」。「皇太子さまが結婚されて15年、以来、皇位継承問題、雅子さまのご病状、ご公務についてなど、世間の関心も高くなっています」と、番組HPではこのテーマを扱った理由を説明している。今回の放映内容で特に話題になったのは、評論家の西尾幹二氏の発言だ。

精神科医の香山リカ氏が、雅子妃の病状や周囲との人間関係を気遣う発言をしたところ、西尾氏はそれを即座に否定。西尾氏曰く、雅子妃は病気などではないとのこと。それどころか、仮に病気であったとしても、雅子妃の言動は許容できないという趣旨の発言も出た。



更に、皇太子殿下は雅子妃や小和田家のコントロールを受けているとして、それを批判した。そして、雅子妃は自分の行きたい場所にだけ出かけていく都合のよい海外公務を繰り返しており、これは公務の私的利用ではないかと、西尾氏は酷評した。

番組中でも述べていたように、西尾氏はこれまでも雅子妃を批判する文章を記している。例えば、「WiLL」2008年5月号には、「皇太子さまに敢えて御忠告申し上げます」と題する文章が掲載されている。

冒頭で西尾氏は、次のように書いた。「天皇家に嫁する者も、周辺にあってそこに関係する者も、遠くからこれを敬愛し眺める者も、国民はここに自分たちと同じ尺度、同じ価値、同じ社会意識を持ち込むべきではない」。



また、「歴史に対する敬虔さ、国民に対する仁愛、祭祀の尊重と遵守」について、「皇太子殿下と妃殿下にその自覚がはたしておありになるのか否か」と疑問を投げかけている。近代化した日本の尺度に合わせて皇室を変えていくことは適切ではないというのが、西尾氏の主張である。
この日の放映では、国防問題との関連で、香山氏が「殺すくらいなら殺される方がいい」という趣旨の発言をしたことで、これも注目を集めた。この発言に対して、アジア太平洋人権協議会代表の平田文昭氏が、「それなら早く死んで頂きたい」と応酬するなど、政策上の是非というよりは感情的な議論が多かった。

ネット上では、西尾氏の発言について膨大な議論がなされた。皇室に肯定的な意見の人々の間でも、同氏に対しては賛否両論のようだ。今回の放映内容は、ネット利用者たちの皇室への関心の高さを浮き彫りにさせるものでもあった。



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