●更新日 12/11●


子猫虐殺宣言でブログ炎上の人物、「前科」続々発覚


「工業製品としての自動車、ポルシェを考える」という自称・公務員のブログに、猫を虐殺したという記述があることが発見され、ネット上で話題になっていることはご存知だろうか。

当該の記述は、2006年1月24日の日記。車で走行中に猫が飛び出してきて、ブレーキが間に合わず撥ねてしまったのだという。この話をきっかけに、過去の行為へと話が移っていく。今回問題になっている部分を抜粋しよう。

「独身寮に住みついたネコがやたら子供を産むので、親ネコが外出している時を見計らって、敷地内の焼却炉にまきをくべてガンガン燃やし、頃合いをみて新聞紙に包んだ子ねこ3匹を放り込んだだけである。子ねこは「にゃーにゃー」いって愛くるしい目で私を見ていたが、「大丈夫だよ、ちっとも熱くないからねえ」と言って優しく焼却炉で燃やしてあげた、いきたまま。これがバレて、しばらくは愛妻にやらせてもらえなかったのだが、たかが、ネコを燃やしたぐらいで、ねえ、。その後、親ネコも可哀想だから、ズタ袋に入れて多摩川に流したのだが、はたして泳いで東京湾までたどりついたか、ちょっと心配である。ふむふむ。」

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日記の過去ログには、公務員という立場での記述としては明らかに問題と思えるものが多々見られる。例えば2007年11月16日の日記では、自転車に乗った女子高生の胸や太腿を観察することが楽しみであると告白。「適度にあぶらののった10代の女子高生のふとももは、おやじの大好物である」、「美味しそうなふとももも好物だが、何と言っても段差で揺れる女子高生のおっぱいは最高の贈り物だ。だから段差のある歩道と車道の継ぎ目では、すれ違う女子高生の揺れるおっぱいだけを、見逃さない決意で注視しなければわたし的には満足できないということだ」、「自転車のサドルになりたい、あの揺れる制服になりたいと思いながら駅に到着した。これからまいにちがたのしみだなあー」などと延々と述べている。

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2006年1月13日の日記では、暴漢に襲われた時の対策を紹介している。「ハンドル・ロックをお勧めする。解除すれば中の鉄の棒が抜けるから、暴漢に襲われたら立派な武器になる。普段は抜かないで助手席の床に置いておけば、検問で警察に見られても用途が防犯用だから別にとがめられない」という。

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その他、2006年10月8日の日記では、強風注意報が発令され速度規制がなされている高速道路を200キロ近いスピードで走ったことを、2007年12月7日の日記では一般道を暴走したことを記している。

これまでにネット上では、「犯人探し」が展開されている。千葉県在住、公務員、49歳男性、妻は中学校の英語教師、息子は高校1年生などといった手がかりから、現地でこの人物の自宅を捜す動きも見られた。一方、日記の内容には明らかに妄想としか思えないものも多く、猫虐殺の件も疑わしいという声もある。しかし、日記中に出てくる人物や事柄を調べてみると、確かに実在するものも少なくない。そして、そうした実在のものが登場する日記に限って削除されているのも怪しい。

今回紹介したような「問題行為」が仮に全て妄想だったとしても、人々を混乱させる可能性の高い記述は正当化しがたい。また、ブログや掲示板等での記述がきっかけで、動物虐待や各種犯罪行為が発覚し逮捕に至った過去の事例もあるゆえに、公共的に見て問題のある部分が多く、見過ごすわけにはいかないだろう。「個人のブログに何を書こうと勝手」と言うかもしれないが、不特定多数が閲覧できる状況下で、そのような主張は、過去いくつもの「祭り」を経験してきたWEBにおいて、もはや通じないのかもしれない。



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