サカイ引越センターの従業員に個人情報を悪用されたという被害報告が、Ｔｗｉｔｔｅｒに続出した。発端となったのは、２０１６年３月５日のツイートである。暴露した女性曰く、大手の引越業者に依頼した翌日、従業員がＬＩＮＥでナンパしてきたという。証拠となるキャプチャー画像も公開した。


すると、それを見た別の女性が同様の経験をしたと暴露。「会社に言ったところ連絡先を消してくれましたが電話口での謝罪のみ、相手にお咎めはないみたいです」という。従業員とのやりとりのキャプチャー画像を見ると、サカイ引越センターであると名乗っている。業務連絡を装ったメッセージから始めて、客に接近するという手口だ。


しかも、この従業員は引越作業中に、自身の不倫経験などを自慢していたというのだ。その後も、サカイの従業員による個人情報の悪用を暴露する人々が現れた。ある人物は、同社の関係者を通じて「営業マンがベラベラと私の個人情報を喋りまくってた」ことを知ったという。別の人物は、「金銭的に弁償はしてもらいましたが、ロクな謝罪なし。態度も最悪」と暴露した。


本件に関しては、同社の個人情報管理ならびに問題発覚後の対応について、疑問視する声がネット上に相次いでいる。当サイトでは、３月７日に株式会社サカイ引越センター本社の人事部に連絡をとった。このたびの騒動について尋ねたところ、全く把握していなかったと担当者は述べた。そこで、経緯と現状を説明して、関連情報を提供した。

また、被害者の一部が訴訟を示唆していること、ツイート内容の真偽にかかわらず、そして特に真実であった場合、本件を放置すれば同社の信頼が著しく損なわれる可能性が高いことを伝えた。同社では詳細を確認するとのことであり、今後の対応が注目される。

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※モザイク加工は当サイトによるもの


高橋