兵庫県姫路市の市立中学校で発生した暴行問題を、同校の教諭が隠蔽していたことが報じられた。１年生の生徒が、部活で上級生たちから暴行を受けて胸部を骨折する重傷を負った。生徒が病院へ向かう際に付き添った部活の副顧問の教諭に対し、「病院には『階段から転落した』と説明しろ」と顧問の教諭が虚偽の証言を命じたという。

教育委員会による調査に応じる中で顧問の教諭は、「病院が警察に通報すると、大問題になると思った」と釈明したとされる。問題発覚後、暴行した生徒の大会出場を止めるように学校側は指示したが、教諭は従わなかったという。さらに、他にも暴行を受けていた生徒たちが存在する模様だ。

本件が報じられると、顧問の教諭の教え子たちが擁護する発言をＴｗｉｔｔｅｒで連発した。その中には、教諭の氏名や勤務先の特定につながるものが多数あった。それらが発見されて、リツイートや転載がなされた結果、情報が拡散された。


すると、そうした反応に対して教え子たちが異論を提起したり、人々を挑発したりしたために、騒動に拍車がかかることとなった。また、教諭を慕う卒業生らが過去にブログ等に掲載していた内容も見つかった。それらの情報によると、教諭のあだ名は「闘将」で、「シバかれた」、「闘魂注入と称して平手打ちをされた」といった話もあった。


当サイトでは、当該の中学校に連絡を取った。教頭によると、顧問の教諭の情報がネット上に拡散されているという話は聞いていたが、具体的な内容は把握できていなかったそうだ。そこで、騒動の概略と経緯及び話題になったツイートについて伝えた。それらに関して、詳細を確認するとのことだった。

なお、教諭が平手打ちなどを行っていたのは事実かと尋ねたが、そのような話は聞いたことがないという。

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※モザイク加工は当サイトによるもの



高橋