●更新日 09/06●
このエントリーをはてなブックマークに追加






デング熱の代々木公園で2千人の防災訓練を決行!暴挙か?実態を取材





デング熱の問題で注目される東京都渋谷区の代々木公園で、9月1日に2000人規模の防災訓練を渋谷区が実施した。参加者は主催者側が用意した虫よけスプレーを使ったというが、当日の様子を撮影した映像では、半袖で公園内を歩く人々の姿も見られる。

デング熱の代々木公園で2千人の防災訓練を決行!暴挙か?実態を取材

この時期にあえて代々木公園で実施したことに対して、暴挙ではないかという声が上がっている。さらに、渋谷区や代々木公園のHPに掲載されていた、防災訓練の告知が削除されているとの指摘があり、憶測が飛び交った。当サイトでは、渋谷区の危機管理対策部地域防災課に取材した。

デング熱の代々木公園で2千人の防災訓練を決行!暴挙か?実態を取材

防災訓練実施に先立って、代々木公園で薬剤散布が行われた。この時点ではデング熱の感染者数も少ないと見られ、東京都はこれ以上感染が広がる心配はないと判断。渋谷区は、この判断に基づいて訓練の実施を決めたという。実施前に、専門家に助言を求めることはしなかったそうだ。

デング熱の代々木公園で2千人の防災訓練を決行!暴挙か?実態を取材

訓練後、参加者がデング熱を発症したという情報は今のところないという。そもそも、参加者の多くは渋谷区内在住で、代々木公園近辺の人々も少なくないそうだ。そのため、仮にデング熱を発症しても、訓練への参加によって感染したのか、判断しがたいという。

続いて、訓練の告知が削除された理由を区の広報課に尋ねた。担当者曰く、今回に限らず、イベントが終了すると、HPから関連内容を削除しているそうだ。区の広報紙(ネットでも閲覧可)には、そのまま残してある。

東京都健康安全部感染症対策課によると、上記の防災訓練によるデング熱の感染者拡大への影響の有無について、詳細は把握していないそうだ。デング熱が短期間で終息するかは、現時点で定かではないとのこと。しかし、蚊の卵が越冬してもウイルスは成虫から引き継がれないので、成虫が死滅する秋以降には終息すると予測しているという。


その他の証拠画像は、こちら



高橋 高橋


このエントリーをはてなブックマークに追加


関連ニュース
福島での小学生スキー合宿は無謀か?計画に疑問の声が続出
ステーキけん店員、ウイルス感染中に調理の暴挙発覚
デング熱の加熱報道で代々木公園が外国人と●●しかいない
 証拠画像一覧





探偵ファイルのTOPへ戻る