●更新日 07/23●


皆既日食ズコー 種子島編


日本各地の模様がNHK他で生中継されるなど話題になった昨日22日の皆既日食。
昨日のオナン画伯の4コママンガではないが、皆既日食が観測できる場所は軒並み天候が思わしくなくズコーな状況であったようだ。前日21日、翌日23日は晴れなのによりによって……。

特に、今回一躍有名になった横溝正史の小説にでも出てきそうな名前の「悪石島」などはそれはもう大変な状況だったらしい。


後にネットで拾った画像

とりあえず前日21日にアマタツ気象予報士に「(皆既日食が観測できる場所を)土砂降りにしてくれ」「雨降ったらざまあみろと思う」と言っていた「とくダネ!」の小倉キャスターには奄美のあやまる岬で帽子を脱いであやまって欲しい。

さてそんな中、筆者は1分50秒ほど皆既日食が観測できるという種子島の門倉岬に取材に赴いていた。
10時前、岬近辺には同じように日食を観測しようという人々で多くの車が集まっている状況だが、コチラも小雨もパラつく生憎の天候。
雲の向こうで三日月のような形の太陽が肉眼でなんとか観測できるかな?というような状況。用意した日食グラスはまったく無用の長物となってしまった。

と、そうこうしているうちにあたりがだんだんと暗くなっていき昼なのに夜になった。


10時30分の時点ではこの明るさが


10時58分にはこんな感じに


真っ暗ではなく、薄暮といった感じの明るさではあるがこれまでに経験したことのない神秘的な時間だった。

前日、「種子島こり〜な」で行われたイベントフォーラムにて宇宙飛行士の毛利衛さんは「宇宙飛行士になったのは日食を体験したのがきっかけ」と話していたのだが、それもうなずけるような貴重な体験。世界各地の日食を追いかける「日食ハンター」なる人たちがいるというのもわかる気がした。


来年はイースター島で5分ぐらいの日食が観測できるらしい。モアイと日食を観にいってみようかな……。



探偵O



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