●更新日 06/22●


都市伝説検証!ソニータイマーを徹底追求


ソニー製品には購入した数年後にわざと故障するタイマーが内蔵されている……。
まことしやかに囁かれる都市伝説を検証!



最初に話を聞いたのはソニーカスタマーセンターのA氏。
彼は「商品が壊れない、とは言い切れないがソニータイマーは存在しないと言う。だが自社製品を貶める社員はいない。次に取材班が向かったのは各家電量販店だが……。


コジマ勤務 Wさんも「ない」と語る。
都市伝説発生の理由として「ソニーのお家芸はデザインと小型化。小型すれば内部が精密になる分、衝撃に弱くなる。だから壊れやすいイメージが定着したのでは」と指摘。電子機器が壊れやすいのは当然でソニーに限った話ではないということか。


ヨドバシカメラ勤務 Sさんは「その噂が出始めたのはちょうど元祖プレステが発売された頃。確かにプレステは初期不良の宝庫でした。それを指して『ソニータイマー』というブラックジョークが業界内で流行っていて、一般にも定着したんです」と語った。


では現在のソニー製品はどうなのか。ビックカメラ修理部門のOさんに聞いた。
「修理が多いのは、ASUSなどのアジア系メーカー。次いで東芝、富士通ですね。ただソニーでは尻ポケットにいれているCMが印象的な『ポケットVAIO』には注意が必要です」
まさかポケットVAIOはソニータイマー内蔵機種?

「CMを真似て尻ポケットに入れて、そのまま座って壊してしまう人が多いんですよ(笑)液晶が割れてしまうから修理保証があっても、修理に6〜10万円かかります」

ポケットに入れられないポケットPC。大いなる矛盾だ。





ヤマダ電機では、若い販売員に「ソニータイマーについて聞きたいのですが」と声をかけたら
「タイマーはこちらです」と時計売り場に案内されてしまった。

都市伝説「ソニータイマー」は徐々に風化しているのかもしれない。



山崎 (探偵ファイル編集部では解明して欲しい都市伝説を募集しております)



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