スパイ日記
渡邉文男 MAIL : spy@tanteifile.com



8月19日(日)

指令6:
スパイの修行はつらいですか?

名無しさん


なんか調査指令がQ&Aみたくなってきました。

一巡するまでのガマン、ガマン



そうですね。自分が一流のスパイになるか、三流のスパイを

目指すか、それによって辛さが変わります。



それでは、三流スパイの修行についてご報告いたします。



まず、肥満体の方は断食をしてください。

走るのも遅くなりますし、豪華料理に目が無いだけで敵の

思う壺になります。スパイは、あらゆる欲望に対して

強靭な反発力が必要です。



SEXも弱くなりますので、女性をいわせて情報を

取ることも不可能になります。



断食は一週間、死なないように水とビタミン剤は飲んでください。

男子の場合、目安として身長マイナス105まで

体重を落としましょう。

筋肉もりもりの方はマイナス100でけっこうです。



それから、不潔な方は必ず毎日シャワーを浴び、ヒゲを

そってください。

茶髪は不可です。一階級下探偵なら何でもありけど。



三流の場合、修行というより、身だしなみが一番大切です。




次に、一流スパイの修行方法をご報告いたします。



まず、体重110キロを目指し、ドカ食いをしてください。

小錦のような愛くるしい肥満体が、誰も一流スパイだとは

思いません。

肥満体に悪人はいない、という深層心理を巧みにつくのです。



それなら最初から肥満体は一流を目指せばいいじゃないか

という声が聞こえてきますが、それではだめです。

ものには順序があります。



ですから、今、肥満体の方が一流スパイを目指す場合

一度激ヤセして、それから激太りしなければなりません。

この辛さを耐えてこそ、真のスパイになれるのです。



かくいう私も、100キロから75キロまで、自由に

コントロールできます。20数キロをたった一ヶ月で

落とせるのです。

私は今までに5冊ほど本を書きましたが

全て別人です。嘘だと思うのなら、試しに5冊買って

見比べてください。



ここまで書けば、IQ39以下の方でもお分かりでしょう。

一流スパイとは、体重を自由にコントロールできる人しか

なれないと言うことを。



以上、上記指令についての途中報告をいたしました。

機会を見て、実践的な修行の逐次報告をいたします。