●更新日 11/07●





人間はなぜ自殺するのか



よくこのような質問があるので今日は土曜日だし雑談がてらお答えしたいと思う。
私は科学者ではないので詳しいことは書けないが、答えは遺伝子情報。
人類の進化から説明すると、ウニとヒトの遺伝子は70%同じ。ちなみにハエとヒトは40%。ムカデのようなものが共通の祖先だ。
数々の種に分岐したのは遺伝子の転写(コピー)の失敗の積み重ねだと言われている。もちろん途方もなく長い時間をかけて今に至る。ヒトとチンパンジーは600万年前に分岐。その間に神様が遺伝子を作ったり操作などしていない。
日本では毎年2〜3万人の自殺者が出るが、いきなり100万人になったり500人になったりと誤差がとんでもなく大きくならないのは、遺伝子の転写が安定しているからで、自殺しない人にとって自殺する人の遺伝子情報が理解できないのは当然のこと。
人とチンパンジーの話に戻るが、外観を作りだす遺伝子と「声などの記号」を識別する遺伝子が違うだけで、99%は同じだと解析されつつある。これに照らし合わせると、自殺を実行できる遺伝子は1万分の3の転写ミスが生じさせたロジックだと思う。
これらの現実は宗教家が一番嫌うところだが、神や仏がヒトを作ったというなら、なぜヒトは110才くらいまでしか生きられないのか。それを宗教家は説明して欲しい。間違いなく遺伝子情報がヒトを含めた万物の種の寿命を決めているわけで。神が人間を作ったとされるキリスト教に「じゃあ、ヒトが吸う酸素は誰が作ったのか?」と大司教に聞いてみたい(笑)。それも神が作ったの!とか訳のわからないゴリ押しは無しの方向で。
結論として人種や国によって遺伝子情報の誤差はあるものの、日本の場合、3万人内外の自殺者は当分続くと思う。もちろん政治経済などの影響で若干の変動はあるだろうが。




短い文章でまとめるのは大変だ…  BOSS







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