知的障害者に暴行恐喝「障害者をいじめて何が悪い！」

昨日、東京都青梅市で知的障害者らを狙い暴行を加えたり金を脅し取る犯行を繰り返していた少年グループが逮捕されたというニュースが流れた。
暴行の様子を実況中継したり、ギターで殴るなど暴行は数時間に及んだ。
「自分より弱そうな人間を狙った」「障害者をいじめて何が悪い」と警察の事情調査にも反省の色が全くない 。

この事件は各所で大きな反響を呼んでいるが、氷山の一角にしか過ぎず、見えないところで多くの障害者へのイジメが行なわれてるんじゃないか？との疑問が浮かぶ。
実態を調査すべく、加害少年が在籍している中学校に話を伺うべく連絡したところ・・・

「答える必要はない」

と、「学校として何ら責任を感じていない」とでも言わんばかりに強く拒絶された。


この事件について、現場の近くにある知的障害者更生施設の青梅学園園長へも話を伺った。

・青梅学園
「あってはならない事件だと思います。
当学園では、市内の中学校の生徒さんにボランティア体験で障害者への理解を深めて貰う活動を行なっていて、つい先日もいわゆる"不良少年"に３日間ボランティアをして貰っていました。
その矢先の出来事で大変驚いております」



今回の事件を受けさらなる対応を考えているという青梅学園。

彼らの想いは少年達に届かなかったのか・・・？




なお、余談ではあるが青梅学園園長によると、今回のようなケースは逆に珍しいが、知的障害者同士でのイジメや喧嘩はよくあるのだそう。
どこへいっても弱肉強食なんですね。。。



えりす