●更新日 12/28●
2時間12万円の超高級娼婦に聞く!
かつて吉原には、「花魁(おいらん)」と呼ばれる、位の高い遊女(娼婦)が存在していた。
ただの遊女にはない美貌と知識、三味線や書道などの技術を持つ花魁は、庶民には手の届かない存在。遊ぶには莫大な資金がかかったという。
このたび、「現代の花魁」と言える、超高級ソープランドの現役女性に話を聞かせてもらった。
美少女アイドル系の色白で可愛らしい女性
ゆうこさん(22歳・仮名)は、某所の某店でナンバー2の超人気嬢。
10代でも通用するような外見の典型的な美少女。その透明な雰囲気は、「処女」と言われても素直に納得してしまう。
インタビューには普段着で来てくれたのだが、意外と質素な格好で、正直、「花魁」のイメージからは程遠いものだった。一見、そのへんの学生のようなスタイルなのだ。
何故、こんな娘がソープランドに?
ゆうこ:「人生経験を積みたい……と、カッコイイことを言いたいのですが、やっぱり、”お金が欲しかったから”ですね。その理由は……ご想像にお任せします。笑」
お客さんの個人情報と、お金が欲しい目的については一切話せないんですよ、と笑う。
おとぎ話に出てくるような容姿
ゆうこさんとの「遊び代」は、
2時間12万円
それでも出勤日前日には、予約がいっぱいになってしまう。
ゆうこ:「12万円のうち、本指名で9万円、写真指名で8万円、フリーで7万円が私の取り分です。
1日の合計収入から”税金”が1万円程度引かれます」
1日3人のお客についていたので、平均収入は日給25万円。
ゆうこ:「月20日出勤のノルマがあります。月末に病院に行き、”性病なし”の検査結果証明書を
持参しないと、次の月にお仕事できません。検査代は1万円程度で、証明書作成に
5000円かかります」
結構、細かい出費が多い。
ゆうこ:「見た目を綺麗にしなければいけませんから……ドレスや下着は自腹で高級なものを買って
います。脱毛にも通い、綺麗な肌にします。また、マットプレイでは全身の筋肉を使いま
すので、マッサージにもよく行ってますし」
そういった元手がかかるので、あまりお金は溜まらないと言う。 そのため、店内で着るものにはお金をかけているが、普段着やオフの日の下着は、ごく安いものしか買えないとのこと。
ゆうこ:「お客さんに高級感を持ってもらうため、綺麗にする努力や、色々と細かい部分で気を
配っています。例えばドリンクは、コーラ・オロナミンC・烏龍茶・トマトジュース等、
種類は超豊富。カリカリ梅・ソーセージ・アイス等もあり、全て無料です。
個室の広さは15畳くらいありますよ」
浴槽が剥き出しな部分を除けば高級ホテルのよう
飲み物と食べ物がなんか安っぽい気がする……
しかし、高そうな部屋で高い服を着た女性が高級食器でサービスすると、それなりに見えるようだ。
いろいろな話を聞いている限り、この女性に2時間12万円を出す理由はイマイチ理解できないが、彼女、「テクニックが凄い」と大評判の娘なのだ。
一見純情処女風の少女が、「すんごい技を繰り出す」というギャップがウケるのだろう。
超高級店の場合、どういうお客がありがたいのか?
ゆうこ:「即尺(個室に入ったら即フェ○チオ)なので、おちんちんを清潔にしているひとはありが
たいです。不衛生なお客様や、2時間で4回も5回も求めてきたり、コンドームをつけな
い人は問題外といった感じですね……」
そうか、このクラスの値段の店になると「即尺」がサービスなのか……
お客にもらったと言う変な下着(?)も大切に取っている
ゆうこ:「一番ありがたいお客様は、やっぱり、チップをくれる人ですね」
結局そういうことかよ!
あまりにもありきたり過ぎる……
江戸吉原の花魁候補の女性は、幼少の頃から徹底的に、古典・書道・茶道・和歌・三味線・囲碁などの教養、芸事を仕込まれていたというが、そんな技術を持ったソープ嬢は、今はほとんどいない。
しょせん「心意気ではなく、金」というのが、現代花魁事情なのか。
梅宮貴子
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