●更新日 08/14●
【画像アリ】 映画「魁!!男塾」 撮影風景と裏話
「魁!!男塾」映画化の話が、各方面で話題になっている。
若い人にはあまり馴染みのない漫画かもしれないが、「魁!!男塾」は、1985年〜1991年の約6年間、週刊少年ジャンプで連載されていた作品。ストーリーやキャラクターの滅茶苦茶さが半端なく、「伝説の漫画」とも言われる。
根強いファンの声に応え、続編「曉!!男塾」が、2001年よりスーパージャンプで連載開始された。
今回は、そんな「男塾」元祖作品の映画化。古くからのファンが色めき立っているというわけだ。
アクション俳優の坂口拓が、主演・脚本・監督も行うこの映画。塾長の江田島平八役が、俳優・舞踏家の麿赤兒(まろ あかじ)など、続々と情報が発表され、期待が高まってきている。
今回、探偵ファイル独自ルートで入手した、
実際の撮影風景を掲載するので、あまりネタバレにならない程度に紹介しよう。
※それなりのネタバレは含むので、ここから先は自己責任で読み進めて下さいね。
映画では、男塾と関東豪学連が、霊峰富士大権ケ原で戦う場面が描かれる。
▲JUMP COMICS「魁!!男塾」第4巻 38ページより引用
霊峰富士「宝獄院」の撮影場所は、
静岡県御殿場市の二岡神社。「仮面ライダー響」の撮影にも使われたところだ。
当たり前だが男ばっかりの撮影現場
茶髪の人はスタイリストさんに黒スプレーを噴射され、黒髪にされていた。
エキストラの役者さん達の中には、時代劇にも出ているような、年配の人も結構混じっている。
一応学生の設定ではあるが、原作でも「老け顔」だらけの男塾なので、良いのかもしれない。
さすがに、大勢がアップになるシーンでは、若い人が前に出されたが。
「寿命蝋」も、ほぼ忠実に再現されているが、原作より1人ずつ少ない。
▲JUMP COMICS「魁!!男塾」第4巻 71ページより引用
4対4だと、映画としては収まりきらないため、J・雷電がカットされて3対3になった。
寿命蝋の名前もきちんと書かれている
誤字も良い味を出している「宝獄院」看板
さて、この関東豪学連戦では、巨大な男塾の旗を上げる「喝魂旗」という重要なシーンがある。
▲JUMP COMICS「魁!!男塾」第5巻 45ページより引用
この旗、現場で見ると、
こんな感じでかなりショボイ……
旗の柄の部分しか無いが、旗本体は、「CGで作る」とのこと。
「アクションシーンはCGを一切使わずにすべてホンモノ」と公表されたが、それ以外ではCGを使う場面が結構あるという。
塾長役・麿赤兒(まろ あかじ)氏 休憩中
現場スタッフやエキストラが、結構な割合で「映画デビルマン」とかぶっているのが若干不安。
ただ、出来が良さそうな雰囲気を彷彿とさせるのが、
▲JUMP COMICS「魁!!男塾」第1巻 45ページより引用
松尾の髪型の再現度。
このサ●エさんヘアーはなかなか難しいようで、
スタイリストさんがたびたび直していた。
また、坂口拓氏は、スタッフやエキストラなど、関係者1人1人に気を使っていて、たいへん感じが良い人だったと、エキストラの間でもかなりの好評価。
2008年早春の映画公開が待ち遠しいところだ。
梅宮貴子
|