危険度AAA
・・ 探偵ファイルのイングランド VS アルゼンチン 報告
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03.マジギレフーリガンに探偵も真っ青


試合をひかえて、レセプション(ホテルで行われているパーティ)に参加しました。
札幌が楽しかったので当初の目的を忘れて遊びまくって、「報告はどうした!」と読者の方からも催促のメールをいただきました、早く報告書を仕上げて送らないと。このままでは帰ったら「ほ〜れ、おしおきだべ〜」が待っているのでレセプションを楽しむ間もなくノートPCを打ち込みます。


写真1
「やばいよ〜、札幌ついてから仕事してなかった」とあせる山木


外人さんに「ヘーイ、こんな時まで仕事かい!HAHAHA!」と言われてしまいました。なんとか報告書も書き終えたのでレセプションを楽しむことに。外国人向けらしく、日本人は僕ら以外3組しかいません。見ると、一人で来ているイギリス人女性が!

山木「あの、もしよろしければ写真とっていただけますか?」


写真2


なんかイイ感じになってまいりました。旅先で思いもかけないロマンスの予感・・・
「あの、よろしければお名前を・・・」と聞こうと思ったら
「へーい、BOY!一緒に写真とろうぜ!」
とオジさんが。うまく断る英語力がなかったので


写真4
このおじさん、すごい格好だ・・・


さっきのイギリス人女性は、オジさんと写真を撮っているときにどこかに行ってしまっていました。傷心の山木ですが、気をとりなおして試合会場に向かいます。

ものすごい厳重な警備です。ボディーチェックもメチャメチャ厳しく4回ぐらいやられました。手荷物検査も2回あります。「鹿島のアルゼンチン×ナイジェリア戦はすんなり入れたよ」って友人が言ってたのですが、この試合はもう特別なんでしょうね。


写真5


いかにも「こいつフーリガンか?」って思われるような人には更に厳重なチェックをしますので、メチャクチャ混んでおります。


席はイングランドサポーターとアルゼンチンサポーターの中間地点です。山木の隣はイングランドサポーター、宮崎の右後ろはアルゼンチンサポーターです。衝突が起きたら間に挟まって圧死は間違いないかも・・・。
特に山木の隣のイングランドサポーター・・・こいつら完全にフーリガンです。


写真7


顔に国旗をペイントして、国旗のマントを着用しております。アルゼンチンチームに対して怒鳴りまくっています。足元にある網をガンガン叩いております。足踏みもものすごいです。

写真8
だめだ、宮ぶ〜は完全にあっちの世界の人間になってしまった


前半終了間際、ベッカムがPKで得点!


写真9
無理やり抱きつかれてしまった。逆らえる雰囲気はまったくありません。
せめて相手が女性だったら・・・





そのままハーフタイムに。歓喜のあまりイングランドフーリガンが撒き散らしたジュースを係員が掃除しています。


写真10


後半戦はアルゼンチンが優勢です。
「ファッキン!」
「サノバビッチ!」
「ファックオフ!」
という言葉が飛び交っています。


写真11


「てめえ、ブチ殺すぞ!」「次があると思うなゴルァ!」
と言い出す人までいます。((;゚Д゚)ガクガクブルブル
なんでイギリス当局はこいつらを逮捕しなかったんだろうと不思議に思います。
アルゼンチンが点を入れたら、イングランドサポーターの格好をしていない山木はまず殴られるんじゃないかと思いました。というわけで、イングランドサポーターに見せかける為、赤いバンダナをしてみるテスト!


写真12
「Oh、プリティボーイ」と言われてイングランドフーリガンにキスされる



なんとか命だけは助けて貰えそうです。

アルゼンチンがファウルした時にゃ、もう逝ってしまった目つきで怒鳴りまくっています。血管まで浮き出ております。脳卒中で倒れるんじゃないかと思いました。

そのまま試合終了・・・ イングランドが勝ちましたが、負けてたらアルゼンチンサポーターと仲良くしてた宮ぶ〜は多分生きてスタジアムから出てなかったでしょう。

その後
アルゼンチンサポーターが暴れているんではないかと期待してススキ野に様子を見に行きましたが、昨日以上におとなしかったです。みんなホテルに帰ったのかな?
「尻尾まいて国にかえったんじゃないの?」とはサッカーバーにいたイングランド人・・・。

12日にまたそれぞれの試合がありますが、怖いなあ・・・


( 電脳探偵・山木 )


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