危険度AAA ・・ 探偵ファイルのイングランド VS アルゼンチン 報告 危険度AAA



02. 騒然!? 大会前夜in札幌


まだ札幌にいます。 とうもろこしがおいしいです。
空席ありまくりの今大会ですが、ようやくチケットの追加予約が始まっています。
ふざけんなFIFA、アジア人をなめるなよ!です。

天気がいいので大通り公園に行ってみました。 雪祭りで有名ですね。
ピカチュウの雪像作りは自衛隊の数少ない仕事です。
芝生では外国人がやたらと日光浴をしています。 白人たちの国は日照量が足りないので、ちょっとでも晴れると国民は全員日光浴をすると聞いていましたが、本当でした。
アジの干物が並ぶ大洗海岸ようです。

あ、女子高生だ! まるでUFOでも見つけたように驚いてしまいました。
札幌にも女子高生がいるんですね。 本州にしかいないのかと思っていました。
さっそく「そうじゃん、いけてるじゃん、ちげーよバカ」と女子高生言葉でコミュニケーションしようとしました。 しかしながら、横からトンビのように白人が現れ、女子高生はさらわれてしまいました。 国際交流なんて嫌いです。


写真1


くやしいので白人娘を物色しましたが、青い目で見られると初めての武道館ライブのように緊張してしまいます。 しかし努力は大切。 一生懸命、コミュニケーションをはかるうちに彼らと友達になりました。


写真2


どうせ子供しか相手にしてくれません。 やめだ、やめ!
日が暮れるのを待って、ススキ野に行きます。 ススキ野といえば夜の国際交流です。
普段は相手の国籍が北の方に偏っていますが、今はワールドカップ。
レナウン娘がわんさかわんさかでしょう、よくわかりませんが。

・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・

ススキ野に着きましたが、日本人ばかりです。
昼間、市内にあれだけいた外国人はどこに行ったのでしょう?
...........発見しました。 白人たちがこそこそと雑居ビルの中に入っていきます。


写真3


このビル、風俗店と高級スナックとボッタクリバーしか入っていないようです。
道理でコソコソしているわけです。
今の気分はアジア娘にペナルティキックってところでしょうか。

通りに人だかりができています。 何だろうと覗くとサッカー中継を見ているのでした。
外国人、日本人、入り混じってビールを飲んでいます。
ふと昔、街頭テレビで見た力道山の空手チョップを思い出しました。


写真4


しかし外国人、異様な盛り上がりです。 飲む、歌う、騒ぐ、まさにサポーターの鑑。
太平洋越えてわざわざ来ているので、少しでも盛り上がらないと損だと思っているだけかもしれませんが。 そんな旅の恥は掻き捨て状態の外国人に比べ、日本は控えめです。
食玩のコレクションと間違えそうなおとなしさです。
しかし、中には国際交流にチャレンジな若者もいます。 外国人が騒ぐと相乗りです。
    外国人「この勢いで、明日はアルゼンチンの奴等を蹴散らすぜ!」
    日本人「オォー!」
    外国人「ベッカムがいなくても、勝てるぜ!」
    日本人「イェ〜イ!」
若者...「イエ〜!」と「オ〜!」しか言ってないし。
外国人が何を言っても、「イエ〜!」と「オ〜!」だし。
日本の英語教育的にはこれでもOK?
でも、せっかくなので中に混じって騒いでみました。
    外国人「○%&##▲!」
    日本人「イェ〜イ!」
全然、楽しくありません。バカ丸出しです。
夜になるとゴキブリが現れますが、警官も夜になって増えました。
何でも全国から7000人も集まっているそうです。
今、この瞬間、最低でも7000丁の拳銃が札幌にあると思うと何やら華やいだ気分になりますが、10秒に1回は警官とすれ違うので何だか落ち着かない気分です。


写真5


パトカーは不審車と見れば追いかけてるし、第一機動隊(通称「近衛の一機」主に庁舎警備などをしている一番優秀な機動隊)も来ているし、なんか雰囲気わる〜です。
窃盗があったようです。 飲み屋で高価なユニフォームが盗まれた、と通報が。
高価なユニフォームって何なのか意味不明ですが、いいんです。
そう言ってたんです、通行人が。

ついに登場か、フーリガン! 色めき立つとはこのことです。
韋駄天走りで現場に駆けつけます。 すると現場にはテレビ局に新聞社、雑誌社の記者が養殖池のウナギのように集まっています。 パニックです。


写真6


ところが、中にいた新聞記者がつい本音を漏らしていました。
「全然つまんねえよお〜、仕方ないから写真撮ったけどさあ。」
なんだよ、フーリガンじゃないじゃないか。大山鳴動して鼠一匹とはこのことです。
ところが、あまりに集まってしまったメディアの連中に腹を立て、ベッカムとオーゥエンのユニホーム着た奴が、TV局のレポーターに絡みはじめました。


写真7


今度こそ本物か?
「なんで楽しく飲んでるのに邪魔するんすか!」
はっきりした日本語です。しかもヤンキー訛りです。
バリバリ日本人のバリバリな酔っ払いでした。 残念至極とはこのことです。

フーリガン、本当にいるのでしょうか?
ネッシーが偽物だったように、みんなで僕をだましていません? あまりにアンチクライマックスなので、現場で発見した薬売りのおじさんを紹介しておきます。
別に富山の人じゃなくて、どちらかと言えば中近東の方です。


写真8


ウケ狙ってアニメにしてしまいました。 さすが外国人が増えると現れますね。
需要と供給です。 さて、次のレポートは試合直後の札幌からです。
出て来い、フーリガン!


( 電脳探偵・山木 )


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