オーリー番外編 ・・・ 企画はこうして
脱線する
オーリー番外編
焦げないし‥‥吉野健太郎との打ち合わせより


4月某日の話である。

私と山木は探偵ファイル事務所の「外」にて会合を行っていた。いや、この会合という言葉は正確ではない。

正確に書くと「富士の樹海でライブカメラが使えるか」・「ライブカメラシステムは外で正常に動作するか」というテストをしながらダベっていたと書いた方が正しい。

そして、結論から書いてしまうと、この実験は芳しい結果を出すことは出来なかった。

何故か?

当然だ。


なぜならば、私達は新しく導入したシステムを関わらず、これらをマニュアルも読まずに使用していたからだ。


これは、山木&吉野がマニュアルを読まないで機械を動かすという「ファミコン世代」な事が理由と推測されるのだが、


それは今回のテスト失敗という結果の言い訳にもならないし、言い訳にする気も無い。




閑話休題


さて、今回「お外でタバコ吸いながらミーティング」をしている時に、電脳探偵が次のような事を言った。

それは、「次に燃やす車が無い」・「BOSSは相変わらず車を燃やす気が無い」・「燃やそうとしているベンツの某氏は私達に合う事をかたくなに拒んでいる」という話であり、そしてその内容は「ストリーミング配信の内容」として探偵ファイル事務所のメインマシンに全て保存録画された。

書くまでもなく、私の行動一切もストリーミングサーバーのマシンに保存されている。


しかし悲しいかな、目先のことしか見えない「山木&吉野」はそんな事は微塵も考えずに、普段どおりに行動を行い、そして話し合いをしテスト件ミーティングを終了した。

その後、二人してダベりながら事務所に戻ると、探偵ファイル関係者の皆様が、私達が先程外から送ったデータを笑いながら眺め、そして私達に1つの動画ファイルを突き出した。






ThinkPAD s30でタバコを消す男

(カメラテストなので拡大縮小が連続して行われている)





動画版 ThinkPadでタバコを消す男

↑ダウンロードはこちら↑ Real Player形式(172KB)

完全版 MPEG1形式(4.93M)





焦げてねぇし




ThinkPADにオーリーは必要ない。だが、私達の心の中にはオーリーを塗った車のような心のゆとりが必要だ。

(吉野健太郎)

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