「重りを外してパワーアップ！」は本当か？

ドラゴンボール15巻にて、天津飯に苦戦する孫悟空。
このままでは勝てない。すると悟空おもむろに着ていた服を脱いだ！
なんと悟空の着ていた服は、滅茶苦茶な重さだったのだ。
果たしてその実力は！？
すごい！
重りを外したらとんでもなく強くなってるぞ！

こいつを見てひとつのアイディアがひらめいた。

自分には山木氏という不倶戴天の敵がいる。
なぜ敵かというと、顔をあわせると絶対に何かしらボコボコにされる ためだ。
多分のび太とジャンアンよりもシビアな関係だ。

積もり積もった恨みは筆舌しがたい。ギャフンと言わせるチャンスを捜し求めていたのだ！

今日こそ恨みを晴らす！

説明しよう。自分の両腕にくくりつけられているものは、

ひとつ約18ｋｇの砂袋だ！

世界には、体につけていた重りを外すと格段に強くなるという摂理があるのだ。
今から重りをつけて山木氏と戦って、その後重りを外してパワーアップ、ぶっ飛ばしてやるぜ！

いくぜー！

レディーゴー！

ズシン！

しまった。重さのあまり動きが鈍い。というか動けるとかいうレベルじゃない。

ちょこまか逃げやがってー。

逃げる山木氏に追いつけない。だが逃げると言うことは、ははん、山木氏、ビビっているのだな。
臆病者め、かかってこいや。

あ、痛っ。

あ、あ、ちょっと待っ…、

山木「せーの」

どがっ！！

死。

なんということだろう。何も出来ないまま葬り去られてしまった。もうダメなのか。
だが安心してほしい。思い出してくれ。

そう、私は実は重りを体につけていたのだ！

一度私を倒したからといっていい気になっている山木氏を打ちのめすのだ。
重りを外してパワーアップだ！

はっはっはー。軽い。体が軽いぜ。これならやれる！

いくぜー。って…、

ぎゃ。

待って、離してくださ…、

ぎゃーーーー。

山木「せーの」

ぎゃーーーー。

死。



U R L 
EMBED

無理。
重り外しても意味ない。
もともと勝てなきゃ意味ない。
無理。



ニノマ