●更新日 07/28●
ファンタジスタ!〜中川クンに彼女が出来るまでの戦いの記録3〜
この企画は、壮大なる目的を持ってやっています。決して、面白半分や遊び半分ではありません、、たぶん。
1回 2回
ちりと話そうにも、頓珍漢なことを言ってしまうは、話せないわでどんどんタメライ箱にお金が投入される中川くん。
その様子はもう書くのも面倒になってきたんで、ちりの表情からお察しください。
全て
推して
知るべし
開始1時間もしない内に、4千円ほど貯金できてしまいました。いや、凄いペースだ。
ちり「うわー、この調子だったら、直ぐに高い金額行ってしまいますね!私、DSライトが欲しいんですよ!このお金で買ってもいいですか??」
山木「買っていいよ」
ちり「やったー!」
タメライ箱改め、「DSライト基金箱」が完成する瞬間。
中川くん「もう、無理っす・・・」
木村「・・・」
山木「なぁ、女性苦手か?怖いか?」
中川くん「そんなことないですが・・・何話していいか解らないです」
山木「女の子は好き?」
中川くん「まぁ・・・」
山木「家族以外で、色恋抜きにして、普通に話せる女性とか今までにいなかった?」
中川くん「いました。大学の時の人です」
山木「何を、どんなことを話してた?」
中川くん「田舎のこととか、アニメのこととか、イラストのこととか・・・」
山木「じゃぁ、それを話せばいいんだよ。この子は、アニメもゲームも理解深いわけだから、話易いわけでしょ?」
中川くん「はい・・」
木村「じゃぁ、何で話せないのさ?何でちりさん相手だと話せなくなるわけさ?」
推して知るべし
無言のまま、箱を僕らの前に“ドン!”と出して来た中川くん
山木「なるほど、良く解った。勇気がないのは後々改造するとして、もう、気を使わなくていいから話せることを話せるように行こう。もう、メアドとか考えなくていいです。あぁ、後ドシッと構えてろ。足とか手をさするな。見てて気に障る。エヴァのゲンドウみたいに、手を口の前に組んで話せ」
〜ちりんぽとのトーク、6回目くらい〜
中川くん「僕、北海道出身で・・(中略)北海道、結構有名なイベント多いんですよ。有名なのは雪祭りなんですが・・」
木村「おっ、今まで一番良い切り出し方じゃないですか!」
中川くん「ところで、一番好きなガンダムは何ですか?」
山木&木村「!Σ( ̄ロ ̄lll)」
ちり「SEED!」
※この後、何を話しているのかは良く解らないけど、物凄く盛り上がって、何と家族の話まで発展
木村「上手く行ってますね・・・」
山木「災い転じて福と成すって奴ですか?てか、ちりだったから、ガンダムがOKだったわけで、普通はあんまり福と成さないですよね」
木村「確かに・・・」
山木「食い付く点がちと違う気もしますが、まぁ、いいか。ハーイ、終了でーす!上手く行ってたじゃないですか。メアド聞くような話に持っていけなかったのが残念だけど、話せるようになったじゃないですか」
中川くん「えぇ、まぁ・・・」
木村「良くやった!じゃぁ、そろそろ本番行くか!」
中川くん「本番・・・?」
山木「じゃぁ、これ引いて」
中川くん「何ですか、これ・・?じゃぁ、これ」
山木「じゃぁ、外出て大学生風の子をナンパして」
中川くん「はぁ!?無理無理!!!絶対出来ません!」
山木「何が無理なんですか。さっきまで無理だって言ってたちりとも軽やかにトーク出来るようになったじゃないですか。やれば出来るんですよ!」
中川くん「えぇぇ・・・無理・・」
山木「無理?じゃぁ、何か? 俺が嘘付いてるって言うのか? そんな無理とか出来ないとか、自分の都合でモノを言うな。ガンダムの話を切っ掛けにナンパすりゃいいんだよ。なぁ、そうだろ?出来るよな、なっ?」
中川くん「は・・はい・・」
木村「何てゴリ押し・・・w」
というワケで、彼は生まれて初めてのナンパをする為に、夕方の表参道に繰り出すのでした―――
つづく
〜おまけ〜
後日、写真の整理していて「これは凄い表情だ!」と思ったのをちりに見せながら
山木「凄い!この冷たい目、メチャ良い感じじゃないですか!」
ちり「え・・・?あ、これ頑張って笑ってるんですよ。彼の話を頑張って聞いて、ふーん、そうなんだ!って感じで笑いかけてるんです」
山木「・・・」
笑顔の定義が根底から覆った写真
山木&ちり&ファンタジスタ運営委員会
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