●更新日 07/22●

ファンタジスタ!〜中川クンに彼女が出来るまでの戦いの記録〜


ファンタジスタ

イタリア語の名詞(fantasista)。語源はイタリア語で空想、霊感を意味するファンタジーア(fantasia)
元々は、ウィットに富みアドリブの効いた即興芸が得意な舞台役者や大道芸人を指す言葉。

あるいはファンタジーアを感じさせる者。

サッカー選手を意味する言葉として取られることが多く、創造性豊かなインスピレーションと並外れたテクニックを持ち、世界のトップレベルにおいても、フィジカルに頼ることなく1つのプレーで局面を変えてしまう選手を意味する。


ファンタジスタ。それは、その者が動き出した時から何かを起こしてくれるに違いないという予感を感じさせてくれる人のことです。

これは、そういう「何かを感じさせずにはいられない」というある男の物語・・・。

全てはスパイラルにて、木村さんという人が言い出した一言から始りました。


木村「山木さん!コイツ、22年彼女が出来てなくて今だ童貞なんですよ!どんな企画に使ってもいいから、何とかしてあげられませんか!?彼女がいらないって訳じゃないから、もう不憫で不憫で・・・」

??「はは、ども・・・」

山木「顔出しは?」

木村「問題ありません!」

え? そんな事言い出すから、どんな見た目ヤバイ奴なのかと思ったら、別にそんな事ない。むしろ、格好良い部類に入るかもしれません。


木村「あぁ、コイツのアレな所は話さないと解らないんです・・・」



・・・?



山木「でも、本当にいいんですか?探偵ファイルで顔出ししてやることのメリットって確かに大きいけど、デメリットも大きいですよ?」

木村「いいんです!ここでやらないと、彼の人生は何の変哲も無い枯れ木のままなんですから!なぁ、そうだろ?やるよな、オマエ!!」

??「う、うん・・・」


何か、連れの彼のゴリ押しと、「まぁまぁ、最後の勇気を出せって」と何倍も飲まされたスピリタス45ml入っているカクテル(通称・ザオリク。由来は死人も生き返る)のせいだと思いますが、快く顔出しをして彼女を作るまで頑張ろうっていう企画がスタートすることになったとさ、ちゃんちゃん。


オペレーション・ファンタジスタ!


意味は、彼が何かをしてくれるという期待を皆に持たせてくれるだろう、って思ったから。


そんな22歳童貞、彼女募集中の彼のプロフィールをドン!


写真

名前:中川くん

身長:167cm

体重:54kg

年齢:22歳

特徴:童貞

趣味:イラスト作成、ゲーム全般

好みの女の子:秋島 香奈子

写真
※18禁ゲーム「ショコラ」の登場キャラ

好みの女の子に芸能人の名前が出ないでエロゲーのキャラクターが出て来る辺り、本気臭を感じずにおられません。


山木 「え・・・と、どんな人が好みなんでしょう?」


中川くん「僕、ツンデレなんです。何て言うんだろう、例えば遊びに誘われたとするじゃないですか。本当は行きたいんだけど、つい断ってしまう僕を無理やり連れて出してくれるって言うのかな、そういう素直じゃないけど嫌なワケではないんだよ・・・っていう部分を解ってくれる人がいいです」


だっ、大分ハードル高いっすね!?

そういう性質の女性って、探そうとして探せるものじゃない気もしますが・・・まぁ、いいや。とりあえず、この「ショコラ」はやっておこう。この秋島ってキャラに近いのを探せば良いのだろうから。

てか、若い女の子以外がやったら、上記のスネちゃまな行動は飛び蹴り入れたくなりますけどね。

うん?グイグイ引っ張ってくれる人がいいってことか?彼をこの企画にグイグイ引っ張ってるのも、友達のようなものだし。


山木 「そうだなぁ・・・過去に好きだったなぁ、この人は僕を解ってくれてたなぁって思う人はいます?」

中川くん「います。もう、どうしてるか、何してるかも解らないけど・・・」


山木 「は!? 居るなら、その人が好みってことでしょ!? 彼女を探しましょうよ、そっちの方がいいって!」


中川くん「いや、でも・・・」

山木「何ですか!出会えるかどうかも解らない運命の人探すより、既に出会った過去の女とやり直す(?)方が可能性は高いですって!?」


中川くん「オンラインゲームの人だから、男か女かも解らないし・・・」


(* ´Д`)


木村「どうですか・・・?協力は何でもしますよ、大丈夫そうですか・・?」


ぶっちゃけるなら、外見って確かに大事です。

第一印象が7割以上、その後の関係も決めてしまうようなものだし。よく、脱オタクって、ファッションから始めろっていうじゃないですか。間違っていないと思うけど、小奇麗な不潔じゃない服着て、毎日髪洗っていればそんな外見で恋人選びの重要なファクターにならないと思うんですよ。やはり、重要なのは喋りや間の掴み方、空気の読み方だと思うから。


木村 「じゃぁ、駄目じゃないですか!男が自分をツンデレとか言っちゃってるんですよ!?」

山木 「不可能なんて有り得ません!大丈夫、多くの女性と話して、女慣れしていけばそんな難しいことじゃないですって」


中川くん「女性と話すの苦手です。何を話していいか解らないっす」


(* ´Д`)


山木 「普通に今、木村さん含めて僕らと話しているように話せばいいんですよ。話したいこと話せばいいじゃないですか」


中川くん「え・・・でも・・・」


その、まずそのウジウジと内向的なのがヨクナイ! 大丈夫、僕が君を第二の電車男にプロデュースしてあげる!

まずは・・そうだな、男だから解る駄目な点はあるでしょうけど、見落としている部分もあるはず。それ、女性に指摘して貰いましょう。中川くんと話してみた女性の視点で!


木村「おぉ!上手く行きそうな気がしてきた!」


写真

というわけで、「チーム・ファンタジスタ!」の要員として、ちりを用意しました。

スタッフなんだから、どんなに失敗しても大丈夫!さぁ、レッツトライ☆


木村「あれ、てっきりえりすさんが来るかと思っていましたが・・・」


あー、えりすは・・・ハッキリと厳しいことを言わないから駄目な点を認識出来ないんじゃないかな・・・と。


木村「おぉ!考えてますね!上手く行きそうな気がしてきた、きた、きた!」


中川くん「てか、これ・・・いつまでやるんですか?それによって仕事休む必要もあるんで・・・」

山木 「君に彼女出来るまで。最短、あと2〜3回。最長は天上知らずで」


中川くん「ホーリーランドより、長寿企画にならないといいですね」




!Σ( ̄ロ ̄lll)あんたが言うなぁ!!



大丈夫なのだろうか、本当に。



山木@チームファンタジスタ!結成されました


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